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Vol.61 沖縄観光

普天満宮(宜野湾)|洞窟の神域を歩く奥宮参拝と御朱印めぐり

宜野湾市・普天満宮の拝殿。赤瓦のアクセントが映え、参道の先に静かなたたずまいが広がる。
#普天満宮 #沖縄神社 #琉球八社 #洞窟神社 #御朱印集め #母神グジー #普天間洞穴

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この記事で分かること

沖縄本島・宜野湾市にある洞窟神社、普天満宮(ふてんまぐう)。琉球八社のひとつで、縁結び・安産・学業成就など多彩なご利益があり、拝殿の裏には神秘的な鍾乳洞「普天満宮洞穴」が広がります。安心して参拝できるように解説します。

普天満宮の御朱印。落ち着いた墨文字と朱印が映えるデザインで、参拝記念に人気。
人気

宜野湾市

普天満宮の御朱印

墨と朱が映える上品な御朱印

普天満宮の御朱印は、墨の書体と朱印のコントラストが美しい一枚。
シンプルながら気品があり、旅の記念や御朱印巡りの一冊に彩りを添えるデザインです。

\このページの内容/

天草のアイコン
天草(うみイチ編集部)
神社の奥に鍾乳洞があるなんて、ちょっとワクワクしますね。
普天満宮の拝殿。赤瓦の拝殿が青空に映える、落ち着いた境内の雰囲気。

▲ 沖縄らしい赤瓦の映える普天満宮の拝殿

沖縄には多くの神社がありますが、その中でも洞窟(鍾乳洞)を神域とする特別な参拝体験ができる場所があります。 それが、宜野湾市の普天満宮(ふてんまぐう)。古くから崇敬を集める、沖縄でも稀少な“洞窟神社”です。

琉球八社のひとつ・普天満宮の拝殿。赤瓦の屋根と落ち着いた佇まいが印象的で、地元や観光客からも親しまれている。

▲ 琉球八社のひとつ・普天満宮の拝殿地元や観光客からも親しまれる穏やかな佇まいが魅力です。

最近では、御朱印やお守りを求めて立ち寄る人も増えています。 観光だけでなく、静かな洞窟の中で心を落ち着けたい人、旅の途中で祈りの時間を持ちたい人にも、普天満宮はぴったりです。

本記事では、ご利益や参拝の流れ、琉球八社の御朱印について紹介します。
“祈りと文化”を感じる神社巡りのはじまりに、普天満宮を訪れてみませんか。

普天満宮とは?“洞窟の神域”を持つ神社

  • ⛏️ 洞穴から見つかった“祈りの記憶” 普天満宮の鍾乳洞「普天満宮洞穴」では、古代の土器や化石が発見されています。
    その歴史的価値から宜野湾市の名勝にも指定されており、
    洞内には昔の人々が祈りを捧げていた痕跡が今も残ります。
普天満宮の奥宮拝観案内ポスター。拝観受付の流れや、洞窟参拝時の注意事項が記載されている。

▲ 奥宮拝観の案内ポスター。受付方法やが記載されています。

まずは拝殿で参拝。時間に余裕があれば、申し込みし奥宮(洞窟)へ。

▲ まずは拝殿で参拝。時間に余裕があれば、拝観の申し込みをし奥宮(洞窟)へ進みましょう。

普天満宮の控え所。洞窟拝観はここで申し込みを行います。

▲ 拝殿の横、控所内で申し込みます。

普天満宮の洞穴申込所。参拝希望者は氏名を記入し、控所で待機します。混雑状況により拝観時間が決まります。

▲ 洞穴申込所で氏名を記入し、控所で待機。参拝人数の状況により、ご案内時間が決まります。

普天満宮は、地上の拝殿と奥宮(普天満宮洞穴)が一体化した特別な神社です。

沖縄本島中部・宜野湾市にあり、鳥居や社殿に加えて、鍾乳洞そのものを神域として祀っています。 地上と地下が連なる信仰空間は、沖縄でも珍しい存在です。

那覇空港から車で30〜40分。ドライブ途中に立ち寄りやすく、 拝殿参拝ののち、案内に従って洞窟参拝(奥宮)も体験できます。 ひんやりと静かな空気に包まれ、外とは異なる神聖さを感じられます。

普天満宮の洞穴(奥宮)へ向かう道。内部は撮影不可のため、ひんやりとした神聖な空気は現地で体験を。

▲ 奥宮(洞窟)内部は撮影不可。ひんやりした空気と静けさは、ぜひ現地で感じてください。

普天満宮は、琉球王国から庇護を受けた琉球八社の一つとして知られ、 古来より厚い信仰を集めてきました。

洞穴は昔からの祈りの場で、王国時代の信仰を今に伝える存在です。 歴史の流れの中で地域の祭祀と結びつき、今日まで受け継がれてきました。

洞穴の全長はおよそ280メートルで、現在は一部のみ拝観可能(案内に従う方式)。

宜野湾市指定名勝『普天満宮洞穴』の案内板。拝観方法や注意事項が記載されています。

▲ 宜野湾市指定名勝の「普天満宮洞穴」

つまり、普天満宮は「沖縄の自然 × 歴史 × 信仰」が重なる場所。 初めての沖縄旅でも立ち寄りやすく、観光と祈りをどちらも感じられる神社です。

普天満宮洞穴の様子は公式サイトへ

ご利益と祈願|地元に愛される「願いを届ける場所」

  • 🌸 首里桃原の娘グジーの伝説 古くから「首里桃原の娘グジーが女神となった」という話が語り継がれています。
    その優しさと信仰心が、普天満宮の女神の原型になったとも言われ、 地元では“母なる神”として崇められています。
普天満宮の控所に掲示された『グジー』の由来説明とイラスト。初めての参拝者にも分かりやすく解説されている。

▲ 控所には、グジーの由来と祀られ方を説明する掲示が控所にあります。参拝前に読むと、洞窟の神域への理解が深まります。

普天満宮は、縁結び・安産・子授け・学業・安全祈願など、 幅広い願いを受け入れる「頼れる神社」として、 観光客だけでなく地域の人々にも親しまれています。

普天満宮の授与所。縁結び・安産・学業・交通安全など、参拝者の願いに合わせた御守が並ぶ。

▲ 授与所では、願いに合わせた御守を授与しています。旅の安全、良縁、学業成就などから選べます。

長い歴史を持ち、多様な信仰を受け入れてきたからこそ、 参拝者それぞれの願いに合わせた柔軟な祈願スタイルが残っています。 旅行中でも「何をお願いしたらいいのかわからない」と感じる方にとっても、 気持ちを落ち着けて願いを届けられる場所として安心して訪ねられます。

普天満宮の授与所に並ぶ護符の札(フー札)。海上安全・商売繁盛・魔除けなど、目的別に選べる。

▲ 授与所では、お守りだけでなく札(フー札)も授与されています。海上安全・商売繁盛・魔除けなど、願いに合わせて選べます。

◆ 縁結び・良縁祈願:恋愛成就や夫婦円満を願うカップルに人気です。 社務所では縁結び守やハート形の絵馬が並び、穏やかな雰囲気の中でゆっくり祈願できます。

普天満宮の絵馬掛け所。参拝者の願いごとが書かれた絵馬が整然と並び、境内に祈りの空気が漂う。

▲ 絵馬掛け所には、多くの参拝者の願いごとが並びます。静かな境内に、祈りの想いが感じられます。

◆ 安産・子授け・家族の健康祈願:子ども連れでも参拝しやすい段差の少ない境内や、 駐車場の近さなど、家族旅行でも安心の環境です。 地元では「家族の節目に参拝する神社」として親しまれています。

普天満宮の車お祓い所。交通安全や家族の無事を願う参拝者が訪れる。

▲ 車お祓い所では、交通安全や家族の無事を祈るお祓いが行われます。家族で安心して参拝できるスポットです。

普天満宮の拝殿へ続くバリアフリー動線。車椅子用スロープと手すりが設けられ、安心して参拝できる。

▲ 拝殿まではバリアフリー対応です。車椅子専用スロープと手すりがあり、ベビーカーでも安心して参拝できます。

◆ 学業・仕事運・安全祈願:受験や資格試験前の学生、仕事や交通安全を願う社会人など、 幅広い層が訪れます。特に新年度や受験シーズンには多くの参拝者で賑わいます。

普天満宮のおみくじ掛け。初穂料100円で引けるおみくじが結ばれ、白い紙が風に揺れている。

▲ おみくじ掛けには、初穂料100円で引いたおみくじが並びます。白い紙が風に揺れ、境内にやさしい雰囲気を添えています。

このように、普天満宮は「観光の途中で少し立ち寄りたい」「旅の思い出に祈願したい」と考える人にぴったり。 どんなタイプの旅でも“目的を持って訪ねられる”安心の神社です。 沖縄で心を込めて願いを届けたい方におすすめします。

境内めぐり|普天満宮で感じる“静と動”の空間美

普天満宮の境内。赤瓦の拝殿と石段が美しく調和し穏やかな雰囲気が漂う。

▲ 赤瓦の拝殿と石段が調和する境内コンパクトで落ち着いた美しさが感じられます。

普天満宮の魅力は、鳥居から本殿、そして洞窟奥宮へと続く“流れ”の中で、 心が落ち着く静けさと、探検めいた動きが同時に味わえる点にあります。

一般的な神社では、参拝=本殿で手を合わせるという印象がありますが、 普天満宮ではそれに加えて洞窟参拝(奥宮)が体験できるのが特徴です。 「見る」だけでなく「歩いて感じる」参拝だからこそ、 訪れる人にとって印象に残る時間になります。

◆ 鳥居・参道・社殿: 朱色の鳥居をくぐると、赤瓦屋根の社殿と青い空が美しいコントラストを描きます。 境内全体がフォトスポットとして人気で、朝の光に照らされた風景は特におすすめです。

普天満宮の石造りの鳥居。柔らかな光に包まれ、境内の静けさと清らかさを感じる。

▲ 石造りの鳥居が迎える普天満宮の入口。穏やかな光と静けさに心が落ち着きます。

◆ 手水舎(ちょうずや): 本殿へ進む前に心と手を清める場所。
水の流れる音が心を静め、洞窟へ向かう前の“禊(みそぎ)”のような時間を与えてくれます。 手水を終えると、不思議と気持ちが整い、参拝への気持ちが自然と深まります。

普天満宮の手水舎。竹筒から流れる水音が心地よく、作法の案内板も添えられている。

▲ 手水舎では、竹筒から流れる水音が心を落ち着かせます。作法の案内板もあり、初めてでも安心して清められます。

このように、普天満宮は「立ち止まって撮る」だけでなく、 「歩いて感じる」参拝体験ができる神社です。 写真を撮りたい方、少し冒険心をくすぐられたい方にもぴったり。 沖縄旅の中で“静と動”の両方を感じられる特別な時間を過ごせます。

基本情報|住所・アクセス・所要時間

はじめての方でも迷わないように、普天満宮の住所・所要時間・アクセスをまとめました。旅行計画の基礎情報としてご活用ください。

普天満宮の入口付近。普天間交差点から入るとすぐ左手に鳥居があり、その横の道から駐車場へ上がれる。

▲ 普天満宮の入口は普天間交差点のすぐそば。

普天満宮の駐車場案内板。鳥居の横から入る細い道を進むと駐車場があり、車の通行には注意が必要。

▲ 鳥居の横から駐車場へ。道は狭いため、車の出入りには注意しましょう。

普天満宮の駐車場案内板。鳥居横の細い道を進むと境内駐車場があり、台数はある程度確保されているが、行事日は早く満車になりやすい。

▲ 駐車台数はある程度確保されているが、行事日は早めに満車になりやすいのでご注意を。

  • 住所 〒901-2202 沖縄県宜野湾市普天間1-27-10
  • 那覇からの目安 那覇空港/那覇市中心部から車で約30〜40分
    国道58号を北上し、宜野湾市中心部から案内表示に従うとスムーズです。
  • バスアクセス 普天間」バス停下車、徒歩約5分
    便・時刻は季節で変わるため、事前に最新の時刻表をご確認ください。
  • 駐車場 境内に無料駐車場あり。鳥居右側の細い道から入庫します。道幅が狭いので徐行と譲り合いを。正月や例祭などの行事日はすぐに満車になるので、朝早め・夕方の利用が安心です。
  • 参拝・授与の目安 開門目安:7:00〜19:00
    授与所(御守・御札):9:30〜18:00/ご祈祷受付:9:30〜17:00
    ※行事等で変動あり。直前は公式案内をご確認ください。
  • 洞穴(普天満宮洞穴) 拝観時間の目安:10:00〜17:00無料
    祈願控所で氏名を記入して受付→控所で待機→案内に従って拝観。
    聖域保全のため洞内は撮影禁止です。

周辺スポットも満喫|観光と祈りを組み合わせたプラン

普天満宮を訪れたら、近くの神社や文化スポットをセットで巡るのがおすすめ。
ここでは、異なる2つのテーマでご紹介します。 「祈り+食」派も、「歴史+文化」派も楽しめるコースです。

① 御朱印+グルメを楽しむコース

スタート

【普天満宮】|洞窟参拝と御朱印をいただく。
静かな洞窟奥宮を歩き、旅の安全と良縁を祈願します。
境内の鳥居と赤瓦屋根は写真スポットとしても人気。

移動(車で約40分)
金武宮の洞窟参道と緑に包まれた境内。自然と信仰が共存する金武の神聖な社。
御朱印めぐり
金武宮で“洞窟信仰の神秘”と“金武発祥タコライス”を楽しむ

【金武宮】|琉球八社のひとつであり、こちらも洞窟信仰の神社。
「普天満宮→金武宮」は御朱印めぐりの定番セットです。
2つの神社を巡ることで、沖縄の信仰文化の奥深さを実感できます。

【キングタコス 金武本店】|地元名物タコライスの元祖。
参拝帰りに立ち寄れる人気店で、ボリューム満点の沖縄ソウルフードを堪能。
「神社×B級グルメ」という意外な組み合わせが楽しいコースです。

② 文化と歴史を感じるスポット

琉球の信仰や城(グスク)文化にふれられるスポットをピックアップ。時間や興味に合わせて、気になる場所を選んで立ち寄ってみましょう。

スポット1

普天満宮|洞窟参拝で“祈りの時間”にふれる

琉球王国時代から続く祈りの場。洞窟(奥宮)参拝では、静かな神域で古来からの信仰を感じられます。拝殿まではバリアフリー対応で、車椅子用スロープもあります。

スポット2

中城城跡|石積みの美と海の眺望(世界遺産)

中城城跡の石積み城壁と海を望む絶景。琉球王国の築城技術が今に伝わる世界遺産。
世界遺産スポット
中城城跡で“琉球王国の歴史と技”にふれる

曲線的で堅牢な石積みが美しいグスク。海を望む眺望と、往時を偲ばせる郭の連なりが見どころ。歴史好きはもちろん、景色重視のドライブにも好相性です。

スポット3

琉球村|昔ながらの暮らしと芸能を体感

琉球村の赤瓦の門と石畳。伝統工芸や三線の音が響く、昔ながらの沖縄文化体験スポット。
文化体験スポット
琉球村で“昔ながらの沖縄文化”を体感する

赤瓦の古民家や石畳の景観の中で、エイサーや三線、生きた伝統工芸にふれられる体験型スポット。家族連れにも分かりやすく、雨の日プランにも便利です。

スポット4

首里城公園|王国文化の中心に触れる

首里城公園の守礼門と石畳。琉球王国の歴史と気品が漂う風景。
文化遺産体験
首里城公園で“王国の時代”を体感する

琉球王国の象徴。修復の歩みや守礼門・城郭のたたずまいから、王国文化の品格に触れられます。周辺には御嶽(うたき)や歴史的建築も点在。

知っておくと深まる!普天満宮の年中行事

普天満宮の新年掲示。辰年のイラストと行事案内が並び、地域に親しまれる雰囲気が伝わる。

▲ 新年 辰年のイラスト掲示季節の催しが多く、地域に愛される神社です。

普天満宮では、一年を通して地域の人々とともに歩む行事が行われています。
観光で訪れてもその雰囲気を感じ取ることができ、 四季を通じて「祈りのリズム」を体験できる神社です。

沖縄では旧暦の文化が今も根強く残っており、普天満宮の行事も旧暦に基づいて行われます。
そのため、行事ごとに地元の風習や祈りの形が感じられ、 ただ参拝するだけでなく“地域に息づく神社”としての姿を知ることができます。

  • 🎍 正月(旧暦元日)|一年のはじまりを清らかに 元旦から多くの参拝者で賑わい、初詣とともに新年祈祷が行われます。
    境内には提灯が灯り、神聖な空気に包まれながら一年の健康と安全を祈願します。
  • 👹 節分祭(2月上旬)|厄除けと開運祈願 本殿前で豆まきが行われ、「福は内!」の声が境内に響きます。
    家族で楽しめる行事として地元の人々にも親しまれています。
  • 🌸 春季例大祭(旧暦3月頃)|五穀豊穣と感謝の祈り 普天満宮最大の祭典で、地元の神職や住民が参列します。
    古式ゆかしい儀式の中に、沖縄と本土の神事文化の融合を感じられます。
  • 🌾 秋季例大祭(旧暦9月頃)|実りを感謝する日 豊作や家族の健康に感謝を捧げる行事です。
    境内には奉納の舞や太鼓の音が響き、地元の温かさを感じられる時間です。
  • 🕯 年越しの祈り(大晦日)|静かに新年を迎える 除夜の鐘の代わりに、静寂の中で一年を振り返り、心を整える時間。
    夜の境内は幻想的で、沖縄の冬でも多くの参拝者が訪れます。

このように、普天満宮の行事は季節ごとに表情を変えながら、 地域とともに続く“生きた信仰”です。
旅行中に行事のタイミングが合えば、ぜひ足を運んでみてください。 静かな祈りの中に、沖縄らしい温かさと時間の流れを感じられます。

普天満宮Q&A|はじめてでも迷わない最新ガイド

普天間交差点そばの普天満宮入口。のぼり旗が並び、鳥居横の細い道から境内駐車場へ上がれる。

▲ 普天満宮のぼり旗が目印。普天間交差点に来ればすぐ分かる目印

よく検索される質問をまとめました。拝観時間や授与、洞穴参拝などの基本を手早く確認できます。 運用が変わる場合があるため、直前の最新は公式サイト・現地案内をご確認ください。

所在地と連絡先は?

住所:沖縄県宜野湾市普天間1-27-10/TEL:098-892-3344。交通案内ページに掲載されています。

駐車場はありますか?入口の場所は?

境内に無料駐車場があります。鳥居の右側の細い道から入るのが目印です。混雑時には周辺に臨時駐車場やシャトルバスの運行もあります。

洞穴(普天満宮洞穴)の拝観時間と方法は?

授与所で受付して拝観します。目安の時間帯は10:00〜17:00。祭事等で変更されることがあるため、 当日の案内に従ってください。

洞穴の撮影はできますか?

洞穴内は撮影禁止の運用です。聖域保全のため、係の方の指示に従い静かに拝観しましょう。

洞穴はどれくらいの長さ?公開範囲は?

全長は約280mといわれ、現在は一部区間のみを公開。名勝指定を受ける貴重な鍾乳洞です。

御朱印はどこでいただけますか?書き置きはありますか?

社務所で授与しています。直書き・書き置きの有無や頒布時間は日によって変わる場合があるため、 当日の案内をご確認ください。

ご祈祷(安産・合格・交通安全など)の受付時間は?予約は必要?

受付時間の目安は9:30〜17:00です。団体や特別祈願は事前相談が安心。混雑期は時間に余裕を持ちましょう。

授与所(お守り・お札・おみくじ)の時間は?

授与所の目安は9:30〜18:00です。品切れや行事対応で変動することがあります。

参拝作法は?はじめてでも大丈夫?

一般的な「二拝二拍手一礼」でOK。鳥居の出入りや手水の作法を守り、洞穴内は会話や物音を控えめに。

普天満宮は琉球八社のひとつですか?

はい。琉球王国時代に王府から特別視された八社の一社です。洞穴信仰と本殿が一体となる点が特徴です。

混雑を避けるコツは?

行事日・週末は混雑しやすい傾向。朝の早い時間または夕方にずらすと比較的ゆっくり参拝できます。 洞穴拝観は受付開始直後がスムーズ。

子連れ・シニアでも大丈夫?バリアフリーは?

拝殿まではバリアフリー対応で、車椅子専用のスロープがあります。ベビーカーも通行できます。

一方、洞窟(奥宮)は階段や段差が多く、車椅子・ベビーカーは不可です。足元が暗く狭い箇所もあるため、無理のない範囲で参拝しましょう。

小さなお子さまやご高齢の方は、滑りにくい靴・両手が空く服装がおすすめです。

初穂料や拝観料は?洞穴は有料?

洞穴拝観は無料。御朱印やご祈祷などは各初穂料が必要になります。

アクセスの目安(空港・那覇中心部から)は?バスでも行ける?

那覇空港・那覇市内から車で約40分前後。バスは「普天間」バス停から徒歩圏です。運行本数や時刻は事前確認を。

近隣のおすすめ立ち寄りスポットは?

御朱印派には金武宮(車で約40分)とのセット、文化派には中城城跡・首里城・琉球村との組み合わせが人気です。

まとめ|“静けさの中に息づく祈り”を感じる場所

普天満宮のシーサーと御朱印。赤瓦の拝殿を背景に、朝のやわらかな光で撮ると色がきれいに映える観光フォトスポット。

▲ シーサーと御朱印普天満宮は人気の観光フォトスポットです。

普天満宮は、観光初心者でも安心して訪れられるアクセスの良さに加え、 歴史・信仰・自然が交わる特別な神社です。 一歩足を踏み入れると、朱色の鳥居、赤瓦屋根、青空という沖縄らしい景観と、 洞穴の静けさという“ギャップの美しさ”が印象に残ります。

ご利益を求めて祈願する人、御朱印やお守りを集める人、 そして写真を撮りに訪れる人まで、さまざまな目的で楽しめるのが魅力。 そのすべてが「沖縄の文化を感じる旅」としてつながっています。

また、普天満宮は地域の鎮守としても愛されており、 “観光地”と“信仰の場”の両方の顔を持っています。 洞穴を含む神域の空気に包まれると、誰もが自然と背筋を伸ばしたくなるような 神聖な静けさを感じるはずです。

沖縄中部に滞在するなら、ぜひ一度立ち寄りたいスポット。 “静けさの中に息づく祈り”が旅の記憶をやさしく彩ってくれます。 次回は、他の琉球八社を巡る旅も計画してみてください。 きっと沖縄の“深層”が見えてくるはずです。


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