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Vol.58 沖縄観光

沖縄旅行のハイライト!首里城で映える写真と歴史を同時に楽しもう

復元中の首里城の外観-世界遺産
#世界遺産 #2026秋完成予定 #首里城公園 #復元作業 #琉球王朝 #夜首里城 #歴史好き #石畳

島人発信!沖縄観光ガイド|うみイチ公式
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この記事で分かること

沖縄本島・那覇市にある世界遺産、首里城公園。琉球王国の歴史を伝える朱色の城郭と、いま進む復元工事の姿が重なり、“過去と現在を歩いて感じる”旅を紹介しています。守礼門・石畳道・首里スイーツなど、周辺観光も楽しめる内容です。

ライトアップされた首里城の守礼門。夜の静けさの中に朱色が浮かぶ幻想的な風景。
おすすめ

那覇市

首里城夜さんぽ

幻想的なライトアップ

国際通りから車で約10分。首里城公園では、毎晩ライトアップが行われ、昼間とは違う幻想的な雰囲気を味わえます。夜風に包まれながら歩く「夜さんぽ」は夏の時期にもぴったり。日中の暑さを避けて、ゆったりとした世界観を楽しめます。

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首里城は“写真以上”の体験をくれる

復元工事が進む首里城の正殿エリア。素屋根の内部で再建作業が行われている様子

▲ 復元工事が進む首里城。今しか見られない再建の姿

沖縄旅行は海やショッピングが中心になりがちですが、旅の満足度をぐっと高めてくれるのが首里城です。立ち寄るだけでも写真が映え、歩けば景色と雰囲気に引き込まれます。現在は復元工事の過程や新たな姿も公開されており、訪れるたびに“今だけの首里城”を楽しめます。

首里城の石垣と城壁。復元中でも沖縄らしさを感じながら散策できる景観

▲ 首里城は復元中でも、石垣の城壁を歩けば沖縄らしさを感じるひととき

編集部の私たちも最初は「赤い門で写真が撮れれば十分かな」と考えていました。けれど石畳のカーブ、高台からの眺め、落ち着いた空気に触れるうちに、写真以上の体験になると実感しました。歴史にくわしくなくても、歩けば自然と“沖縄らしさ”が伝わってきます。

首里城から望む那覇の街並み。かつて琉球国王が見つめた眺望を、いまは歩きながら楽しめる

▲ 風景は変わっても、かつて琉球国王が見つめた首里の眺望を歩きながら楽しめる

この記事では、はじめての人でも迷わないように、首里城の見どころ・写真スポット・アクセス・周辺の寄り道をやさしく整理します。所要時間の目安や混雑回避のコツも添えるので、旅程にいれやすくなります。

次の沖縄旅行では、海やグルメにくわえて首里城を一歩だけ歩いてみてください。写真も思い出も、きっとひと段上がります。

首里城とは?沖縄観光で訪れる価値

琉球の歴史を感じる首里城の門。観光に人気のフォトスポット

▲ 琉球を感じる観光スポット、首里城の門から始まる旅

首里城は、沖縄旅行で「必ず訪れるべき場所」です。ビーチやショッピングだけでは味わえない、琉球王国の文化や暮らしを肌で感じられる特別な体験を提供してくれるからです。

上空から見た首里城の全体模型。首里の中心に広がる壮大な城郭の姿を再現している

▲ 首里の高台に広がる首里城。かつて王が治めた城の全貌を俯瞰で眺める

東のアザナ・西のアザナの高台からは首里の街並みを一望できる絶景スポット

▲ 東のアザナ・西のアザナの高台からは首里の街並みを一望できる

かつて首里城は、琉球王国の王が住み、政治・外交・祭祀の中心として機能していました。中国や日本からの影響を受けながら独自の文化を発展させた象徴的な存在であり、その歴史的価値から世界遺産に登録されています。単なる遺跡ではなく、沖縄の成り立ちを知る「入口」として重要な意味を持つのです。

守礼門は火災を免れ、今も変わらず首里城を象徴する存在として立ち続けている

▲ 守礼門は火災を免れ、今も変わらず首里城の象徴として立ち続けている

城門のひとつ「守礼門」は沖縄の象徴で、かつて紙幣にも描かれました。正殿の鮮やかな朱色、曲線を描く石垣の構造は本土の城にはない特徴です。歩くだけで琉球文化の美意識を体感でき、近年は復元の様子も公開されており、“歴史が現在進行形で積み重ねられている”姿を見ることもできます。

首里城公園・首里杜館(すいむいかん)地下1階ガイダンスホールのプロジェクションマッピング。歴史と映像が重なる体験空間

▲ 首里城公園・首里杜館(すいむいかん)地下1階のガイダンスホールで体験できるプロジェクションマッピング

子供も楽しみながら琉球王国の歴史を学べる展示や仕掛けが充実

▲ 子供も楽しみながら琉球王国を学べる工夫がたくさん

つまり首里城は、観光の「おまけ」ではなく、沖縄旅行をより深く・印象的にしてくれる存在です。訪れることで旅全体の充実度がワンランク上がります。

首里城は今どうなっている?復元と現在の見どころ

首里城入り口すぐ。素屋根が外れ工事壁で囲まれた正殿がうっすら見える様子

▲ 入り口入ってすぐ、素屋根が外され工事壁で囲まれた正殿がうっすら見える

首里城は現在、「見せる復興」の方針で復元工事が進行中です。工事期間中でも見学できるスポットが複数あり、2026年秋の正殿復元完了を目標に、外観や内部の作業が段階的に公開されています。

首里城の周囲を仮囲いが囲み、復元工事が進む

▲ 首里城の周囲を仮囲いが囲み、復元工事が進む

ほぼ完成に近づいた首里城。来年秋のお披露目が待ち遠しい

▲ ほぼ完成に近づいた首里城。来年秋のお披露目が楽しみ

2019年の火災で正殿など主要建造物が焼失しましたが、2022年11月に本体工事が着工しました。目標は令和8年(2026年)秋の正殿復元。正殿に加えて北殿・南殿も順次復元が進み、「復元の過程そのものを体験できる」設計になっています。工事の手順や技術が解説とともに示され、訪れるたびに少しずつ姿が変わるのが特徴です。

首里城公園のあちこちに設置された解説パネル。復元の工程や職人の手仕事について学べる

▲ ところどころに設置された解説パネルで、復元の工程や職人の手仕事を学べる

復元中の首里城で再現が進む金色のシーサー装飾。完成後の姿が待ち遠しい

▲ 復元後に登場する金のシーサーが楽しみ

直近の動きとしては、10月末を目安に素屋根外周の足場解体が進み、正殿外観の視認性が高まる予定です。続いて西之廊下・南之廊下の復元へと工程が移っていきます。さらに2025年12月には正殿の建方工事が完了し、2025年度(令和6年度)からは屋根・外装・内部造作といった仕上げ工程に本格移行しています。

裏側からは首里城の姿を望め、記念撮影にもぴったりなスポット

▲ 裏側からは首里城が見え、記念撮影にもぴったり

つまり首里城は「完成形を眺める場所」だけでなく、「再建中だからこそ感じられる歴史の現場」としての魅力があります。訪れるタイミングによって見える景色が変わるため、今しか見られない工事段階や公開エリアを押さえて楽しむのがコツです。

首里城観光に役立つ基本情報まとめ

有料ガイド『首里城60分 ぐるっとツアー』案内。毎日8:20・9:15・16:00/1人1,000円(現金)・小学生以下無料、別途入場料。受付は系図座・用物座

▲ 有料ガイド『首里城60分 ぐるっとツアー』:毎日8:20・9:15・16:00/1人1,000円(小学生以下無料・別途入場料)/受付は系図座・用物座

営業時間や入場料、所要時間を知らないと旅程に組み込みにくく、思わぬトラブルにつながることもあります。特に首里城は復元工事やイベントにより開園時間や公開範囲が変わることがあるため、最新情報の確認が欠かせません。最新情報は下記首里城公式サイトリンクからご確認ください。

  • 開園時間(城郭内) 無料区域:4–6月/10–11月 8:00–19:30、7–9月 8:00–20:30、12–3月 8:00–18:30。
    有料区域:4–6月/10–11月 8:30–19:00(最終18:30)、7–9月 8:30–20:00(最終19:30)、12–3月 8:30–18:00(最終17:30)。
  • 有料/無料エリア 無料:歓会門・木曳門・久慶門・継世門。
    有料:奉神門・世誇殿・東のアザナ(公開範囲は工事状況で変更の可能性あり)。
  • 入場料金(有料区域) 大人400円/高校生300円/小中学生160円(6歳未満無料)。団体(20名以上)は大人320円等。年間パスあり。
  • WEBチケット・支払い 公式WEBチケット対応。クレジット・電子マネー利用可。繁忙期は事前購入が安心。
  • ゆいレール割引 モノレール1日券・2日券の提示で窓口にて団体料金を適用(有効期限の確認あり)。
  • 再入場 当日中に限り、入場時のチケット提示で再入場が可能。
  • 駐車場(首里杜館) 地下駐車場の営業時間は無料区域に準じて概ね 4–6月/10–11月 8:00–19:30、7–9月 8:00–20:30、12–3月 8:00–18:30。満車時は周辺Pへ。
  • 臨時休場・保守 設備保守等で一時閉場・時間短縮あり(例:2025/6/4–5)。来園前に公式の最新案内を確認。
  • 所要時間の目安 写真中心なら約60分、展示もじっくりなら90–120分。混雑期は移動+券売の待ち時間も見込む。
▶ 首里城公園 公式サイトはこちら

首里城へのアクセスと便利な移動手段

首里城の目の前にあるバス停。アクセスしやすく観光にも便利

▲ 首里城の目の前にバス停があり、アクセスも便利

首里城へ行くなら、「バス」か「レンタカー」に絞って検討するのがおすすめです。那覇市内は時間帯によって渋滞しやすく、首里周辺は坂や細道も多いため、アクセス方法を選ぶだけで移動のストレスを大きく減らせます。

  • 🚌 路線バスで行く(首里駅から乗り換え簡単) ゆいレール首里駅から路線バスを利用。目的地に近い停留所は「首里城公園入口」(徒歩約5分)、より至近は「首里城前」(徒歩約1分)
    ほかに「山川」停留所(徒歩約15分)も選択肢。
    ※ダイヤは時間帯で変わるため、当日の時刻表を確認してください(Googleマップ経路検索が便利)。
  • 🚗 レンタカー(那覇空港発) 空港→首里城は渋滞なしで約25〜35分、混雑時は40〜60分目安。
    駐車は首里城公園 首里杜館(すいむいかん)地下駐車場=首里城の地下直結Pが便利。
    料金例:小型車最初60分400円/以降30分200円・最大800円。営業時間は季節変動(例:4–6月/10–11月 8:00–19:30、7–9月 8:00–20:30、12–3月 8:00–18:30)。
    週末・繁忙期は満車になりやすいので、朝イチ到着がおすすめ。

バスは渋滞の影響を比較的受けにくく、首里城前で下車すれば歩く距離が最短に。レンタカーは荷物が多い旅や周辺スポットのはしごに便利です。どちらを選んでも、出発前にルート・停留所・駐車場をチェックしておくと安心です。

夜の首里城|ライトアップ&期間限定イベント

ライトアップされた守礼門。夜の静けさの中に朱色が映える幻想的な風景

▲ 守礼門のライトアップが美しい。夜の那覇にいるなら散歩にもおすすめ

夜の首里城は、昼とは別世界。通年のライトアップに加え、期間限定のナイトイベントが開催され、歴史的建造物が光と演出で生まれ変わります。夕方以降の予定を1時間だけでも確保すると、旅の満足度がぐっと上がります。

夜首里城イベントの演出。プロジェクションマッピングや光の演出で城郭が鮮やかに変貌する夜景

▲ 夜首里城イベント。プロジェクションマッピングなどの光演出で首里城が幻想的に映し出される※2025年は終了いたしました

城郭ライトアップは毎晩点灯(機器点検日を除く)し、日没から翌朝まで鑑賞可能。さらに2025年はGWに「夜首里城ーYORU SHURIJOー」でライトアップ×プロジェクションマッピングが実施され、門や城郭がダイナミックに彩られました。静かな夜景から華やかな演出まで、訪問時期で楽しみ方が変わります。

  • 通年:城郭ライトアップ 実施:毎日(機器整備日は消灯)/時間:日の入り〜日の出(0時以降は明るさ30%に調整)。
    見どころ:守礼門や城郭の輪郭が浮かび上がる幻想的な夜景。日中の賑わいと違い、落ち着いて写真撮影がしやすい。
    ※公開範囲は工事状況で変動するため、当日の案内を確認しましょう。
    出典:首里城公園 公式イベント案内(2025年4月更新)。
  • 期間限定:夜首里城ーYORU SHURIJOー 開催例(2025年):4/25(金)〜5/11(日)の17日間、19:40〜21:30(最終入場21:00)※一部日程は21:00終了。
    内容:ライトアップ+プロジェクションマッピングで門や城壁を演出。瑞泉門エリアなど“映える導線”が設計され、夜だけの特別演出を体験。
    チケット:事前販売(オンライン)中心。混雑日は早めの購入が安心。
    出典:イベント公式・告知(PR/販売ページ、公式SNS)。

夜の首里城は「しっとり鑑賞」も「華やか演出」も叶います。滞在日にイベントが重なるなら有料演出、通常日はライトアップ鑑賞と、旅程に合わせて選ぶのがコツです。最新の開催情報と公開エリアを事前チェックして、ベストな時間帯で訪れましょう。

首里城とあわせて行きたい周辺スポット

首里城観光はお城だけで終わりません。周辺には歴史の余韻を感じる史跡や、散策にぴったりの石畳道、ほっと一息つけるカフェなど、魅力的な立ち寄りスポットが点在しています。

玉陵(たまうどぅん)|王家の眠る静寂の地

世界遺産・玉陵(たまうどぅん)の石造りの門。琉球王国の王家が眠る厳かな史跡

▲ 世界遺産・玉陵(たまうどぅん)。琉球王国の王家が眠る静かな史跡

世界遺産・史跡 玉陵(たまうどぅん)の入り口にある石碑。首里城近くの静かな佇まい
史跡 玉陵(たまうどぅん)の入り口にある石碑。首里城近くの静かな佇まい
玉陵(たまうどぅん)へと続くガジュマルに囲まれた道。緑に包まれた幻想的な雰囲気
玉陵(たまうどぅん)へ向かうガジュマルの道。緑に包まれた幻想的な雰囲気
玉陵(たまうどぅん)の厨子甕(ずしがめ)。琉球王族の遺骨を納めた重要な文化財
玉陵(たまうどぅん)の厨子甕(ずしがめ)。琉球王族の遺骨を納めた重要な文化財

世界遺産にも登録されている玉陵(たまうどぅん)は、琉球王国の歴代国王とその家族が眠る王家の墓所です。首里城のすぐ近くにあり、徒歩約3分とアクセスも良好。
白い石灰岩で築かれた墓所は荘厳で、王国時代の格式を感じる静かな空間が広がります。見学エリアには模型や解説パネルもあり、琉球王国の葬礼文化を学ぶことができます。
喧騒から少し離れて、首里の“静”を感じたい人におすすめのスポットです。

首里金城町の石畳道|古都の風情を歩く

首里金城町の石畳道。石敢當(いしがんとう)が並び、沖縄らしい古都の風情が漂う散策路

▲ 首里金城町の石畳道。石敢當が沖縄らしい古都の空気をつくる散策路

石畳道のすぐ横にある交通広場(無料駐車場)。石畳散策の起点に便利
石畳道そばの交通広場(無料駐車場)。散策の起点に便利
石畳の目地に根を伸ばすガジュマル。長い年月を感じる力強い景観
石畳に食い込むガジュマル。年月を物語る力強い景観
赤瓦屋根の休憩所。石畳散策の合間に一息つける写真映えスポット
赤瓦の休憩所でひと休み。写真映えも◎
石敢當(いしがんとう)の案内。T字路などに置き、悪いもの(マジムン)が直進して来るのを防ぐ魔除け
石敢當(いしがんとう)は魔除け。T字路でマジムンを受け止める護り石
金城大井戸(かなぐすく・うふひぃじゃー)。首里の生活を支えた湧水の名所
金城大井戸(かなぐすく・うふひぃじゃー)。首里の暮らしを支えた湧水

首里の代表的な古道首里金城町の石畳道は、琉球石灰岩の石畳と赤瓦の家並み、石敢當、ガジュマルがつくる古都の景観が魅力。ゆるやかな坂も多いので、歩きやすい靴でのんびり散策を。
駐車は首里駐車場だと石畳道を降った後の戻りが大変ですので、下記首里飯で紹介している首里殿内(すいどぅんち)でランチ予定なら、首里殿内(すいどぅんち)横Pが便利。あるいはマップで「交通広場」と検索すると、石畳道すぐ横の無料駐車場に停められて楽に回れます。

石畳の大アカギ|首里の時を刻むフォトスポット

首里金城町の石畳にそびえる大アカギ。石畳と赤瓦の町並みに映え、木漏れ日が美しい人気の撮影スポット

▲ 石畳道にそびえる大アカギ。木漏れ日と石畳がつくるコントラストが美しく、若い旅行者にも人気のフォトスポット

石畳道の脇に佇む大アカギは、首里の象徴的な一本。根元の造形や木漏れ日の表情が美しく、写真映えスポットとして若い旅行者にも人気です。歩きやすい靴で立ち寄って、首里らしい一枚を収めましょう。

首里飯|首里殿内(すいどぅんち)

首里金城町の石畳の下にあるすいどぅんち。赤瓦と石垣が美しい沖縄らしい外観の食事処

▲ 石畳の坂をくだった先にあるすいどぅんち。赤瓦と石垣が美しい沖縄らしい外観

すいどぅんちの店内は沖縄の古民家風。畳席と木の温もりを感じる落ち着いた空間
店内は沖縄の古民家風。畳席でゆったりとした時間を
すいどぅんちのメニュー。ソーキ汁や沖縄そば、アグー料理など沖縄の味が豊富にそろう
ソーキ汁やアグー料理など沖縄の味が豊富なメニュー
すいどぅんちのソーキ汁定食。骨付きのソーキ肉がごろごろ入って食べ応え抜群
ソーキ汁定食は骨付きソーキがごろごろ。旨みたっぷりの人気メニュー
すいどぅんちのアグーハンバーグ。ジューシーでやわらかい肉の旨みが広がる一皿
ジューシーでやわらかいアグーハンバーグも人気

石畳をめぐったあとのランチならすいどぅんちがおすすめ。石畳の坂をくだりきった場所にあり、沖縄の古民家を改装した落ち着いた雰囲気の食事処です。人気のソーキ汁定食は大きなソーキがごろごろ入っていて、地元客にも観光客にも愛されています。ほかにもアグーしゃぶしゃぶやハンバーグなど、沖縄食材を使ったメニューが豊富で、旅の締めにもぴったり。

首里城Q&A|いま知っておきたい基本と最新ポイント

ミドリのアイコン
ミドリ(うみイチ編集部)
2025年10月、首里城は正殿の姿が見え始めています!

首里城は「いま見られる範囲」「工事の進み具合」「イベントや開園時間」など、時期によって情報が動くスポットです。ここでは、よく検索される疑問に編集部がまとめて回答します。出発前の最終チェックにご活用ください(詳細や急な変更は公式案内を必ずご確認ください)。

いま首里城はどこまで復元が進んでる?正殿は見える?(2025年10月版)

2025年6月末から素屋根(すやね)の撤去が始まり、10月には解体が完了する見込みとされています。正殿の外観が空に姿を見せはじめ、2026年秋の内部仕上げ完了に向けて最終段階へ。解体により正殿の外観全体が見えるようになるのが、この秋の注目ポイントです。

素屋根(すやね)見学はできる?

素屋根内部の一般公開は終了しています。現在は、有料区域の展示(映像・模型・パネル)で復元の歩みを学べます。

完成はいつごろ?旅行の目安にしたい(2025年10月時点)

首里城正殿の復元は、2026年秋ごろの完成を目標に進められています(沖縄県および内閣府発表・2025年10月時点)。現在は外観の復元がほぼ終わり、内部の漆塗りや装飾工程が進行中です。完成後は一般公開も予定されており、秋以降の旅行計画では見学再開の可能性があります。訪問前には公式サイトで最新情報を確認するのがおすすめです。

開園時間は?(無料エリア/有料エリア)

季節で変動します。無料区域は早めの時間から、有料区域は8:30前後〜夕方が基本。繁忙期やイベント時は時間が延長・短縮されることがあります。来園前に当日の「開園・開場時間」を確認しましょう。

入場料はいくら?再入場はできる?

有料区域の料金は区分制(大人・高校生・小中学生・未就学児)。当日チケットで当日内の再入場が可能です。ゆいレールの1日券・2日券提示で団体料金が適用される割引もあります(窓口対応)。

支払い方法やWEBチケットはある?

券売所や首里杜館(すいむいかん)でクレジット・一部電子マネーが利用できます。WEBチケットも用意されており、繁忙期は事前購入が待ち時間の短縮に有効です。

駐車場はどこ?料金の目安は?

首里杜館(すいむいかん)地下駐車場が便利(=首里城の地下直結)。小型車は「最初60分・以降30分ごと・上限」の料金体系で、季節で営業時間が変わります。週末や連休は満車になりやすいので朝イチ到着が安心です。

那覇空港からの行き方は?渋滞を避けるコツは?

空港→ゆいレールで首里駅下車。駅前から路線バスで「首里城前」へ行くと徒歩が最短です。レンタカーは約25〜35分が目安ですが、朝夕は渋滞しやすいため午前中の早い時間に到着するのがおすすめ。

本当に「首里城の目の前にバス停」がある?

はい。最寄りの「首里城前」バス停は守礼門の至近です。ほかに「首里城公園入口」「山川」停留所も利用できます。Googleマップのルート検索で本数と所要を確認しましょう。

夜は見られる?ライトアップや夜イベントは?

城郭のライトアップは通年で実施(機器点検日は消灯)。時期によってはプロジェクションマッピング等の夜イベントも開催されます。開催日・時間・チケットはイベントごとに異なるため最新告知を確認してください。

ガイドツアーはある?予約は必要?

公式の有料ツアー(約60分)を毎日実施。料金は大人基準で設定され、集合は「系図座・用物座」。事前予約制の回と当日受付枠がある回があり、枠が埋まりやすい時期はオンライン予約が確実です。

無料で回れるエリアと有料エリアの違いは?

無料区域は守礼門や外郭の城門など、散策と写真向き。有料区域は展示・映像・眺望スポットが中心で、復元の学びに最適です。公開範囲は工事状況で変わるため、当日の案内板と公式サイトでご確認ください。

ベビーカー・車いすは大丈夫?

首里杜館(すいむいかん)を含めバリアフリー設備の案内があります。石畳や坂が多い区間もあるため、所要時間に余裕を持ち、スロープのあるルートを選ぶと安心です。

雨の日でも楽しめる?

館内展示の見学や、首里杜館の休憩・ショップ利用で快適に過ごせます。屋外は石畳が滑りやすくなるため、滑りにくい靴と雨具をご準備ください。

写真映えを狙うならどの時間帯?

昼は朱色×青空、夕方は西のアザナからの夕景、夜はライトアップが狙い目。混雑を避けたい場合は朝いちが快適です。

まとめ|首里城を旅程にどう組み込むか

スタンプを集めながら首里城を完成させる体験。旅の思い出づくりにもぴったり

▲ スタンプで首里城を完成させる体験も、旅の思い出にぴったり

首里城は、沖縄旅行で“立ち寄るだけではもったいない”文化スポットです。歴史を感じながら、復元が進む今だけの姿や美しい景観を同時に楽しめる特別な場所です。

琉球王国の歴史を物語る建築、再建の過程を見られる貴重な瞬間、そしてアクセスの良さ。さらに周辺には古都・首里らしい散策道やカフェもあり、旅の充実度を一段と高めてくれます。

首里城は、沖縄の旅を「見る」から「感じる」へと変えてくれる場所。復元が進む今こそ訪れて、心に残る“新しい首里城”の物語を体験してみてください。


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