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Vol.48 沖縄観光

【地元民に愛される都屋漁港】海人丼とてんぷらを味わう“沖縄ローカルグルメ"

都屋漁港の新鮮な海人丼 その日水あげされた魚を使う
#港飯 #沖縄てんぷら #うみんちゅ丼 #もずく丼 #マグロ #定置網漁体験 #ジンベエザメツアー

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この記事で分かること

本記事では沖縄本島・読谷村にある「都屋漁港」の魅力を、てんぷら・海人丼・朝市・地元の雰囲気・アクセス情報まで幅広くご紹介します。

都屋漁港で提供されるもずく丼。器にたっぷり盛られた沖縄もずく
港ごはん

都屋漁港の名物

漁師直伝もずく丼

750円で満足!

沖縄もずくをたっぷり使った丼は、まるで漁師さんの賄い飯。素朴だけどクセになる味わいで、地元の人にも観光客にも人気です。ぜひ一度味わってみてください。

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都屋漁港=ローカル体験

ミドリのアイコン
ミドリ(うみイチ編集部)
都屋漁港はジンベエザメにも会えて港グルメまで楽しめるローカル体験スポットなんです♪

沖縄の“暮らし”にふれるような、やさしい時間を過ごしてみませんか?

今回ご紹介する「都屋漁港(とやぎょこう)」は、観光地化されていない地元民に愛される穴場のローカル港
朝市の鮮魚や名物てんぷら、ボリューム満点の海人(うみんちゅ)丼など、素朴だけどおいしい沖縄の魅力がぎゅっと詰まった場所です。

静かな時間が流れる都屋漁港。漁船が並び、どこか懐かしさを感じる素朴な港の風景。

▲ 漁船が並ぶ、昔ながらの素朴な港町・都屋漁港。観光地化されていない静かな雰囲気が魅力です。

実際に訪れた方からは、
「静かで癒された」「子どもが魚に夢中」「てんぷらが美味しすぎて買いすぎた」
そんな声がたくさん寄せられています。派手さはないけれど、心に残る旅ができる、そんな場所なんです。

朝市で鮮魚を選び、揚げたてのてんぷらを片手に港沿いを散歩。
すぐ近くには残波岬ややちむんの里もあり、ちょっと寄り道するだけでも満足感◎

「ゆったり過ごす時間」が欲しいなら、ぜひ都屋漁港をチェックしてみてください。

観光地じゃない“漁港”で味わう沖縄時間とは?

都屋漁港ってどんな場所?|地元の人の暮らしが残る港町

定置網を回収する大型漁船。複数の漁師が息を合わせて作業を進める、活気ある港の一コマ。

▲ 定置網を回収する大型漁船。漁師たちの手で港に命が吹き込まれるような、迫力ある風景です。

都屋漁港は、観光地では味わえない“素朴な沖縄”を体験できる場所です。

沖縄本島中部、読谷村にある都屋漁港は、今でも地元の漁師が活躍する現役の漁港。
観光客向けに整備されすぎていないため、海の香りや作業の様子など、リアルな港の空気が感じられます。

定置網体験で水揚げされた大きな魚に驚く子どもたち。目を丸くして見つめる姿が印象的。

▲ 定置網体験で水揚げされた大きな魚にびっくり!思わず声をあげる子どもたちの姿に、場もほっこり和みます。

平日の朝10時頃からは、マグロやカツオ、イワシなどを扱う魚のセリがスタート(天候や船の帰港時間で前後あり)。

セリ場の一角に設置された、海人食堂の案内板。新鮮な魚を使った定食や丼メニューが紹介されている。

▲ セリ場2階の「海人食堂」。地元で水揚げされた魚を使った定食や丼が楽しめます。

また、事前予約すれば定置網漁の体験プログラムにも参加可能。
漁船に乗って網を引き上げる作業に加わり、新鮮な魚が水揚げされる瞬間を目の当たりにできます。
本物の漁の現場に入ることで、沖縄の海と生きる営みを肌で感じられます。

朝早く訪れると、水揚げされたばかりの魚がトラックで運ばれたり、網を整える漁師の姿を目にしたり、観光客が「ゲスト」ではなく「日常の一部」として迎えられる雰囲気があります。

華やかではないけれど、旅慣れた人ほど心に残る。
都屋漁港は、静かに沖縄を感じたい人にぴったりの港です。

都屋漁港でしか味わえない!
絶品ローカルグルメ

地元名物「てんぷら」の魅力とおすすめ店

揚げたてのもずく天ぷら。ふっくらとした衣の中に、シャキっとした食感のもずくがたっぷり。

▲ 揚げたてのもずく天ぷらは、外はサクッと中はもちっと。海の香りがふわっと広がります。

漁港の建物1階には、揚げたてのてんぷらや地元のお惣菜が並ぶ売店があります。
ここで扱う魚は、その日水揚げされたばかりの鮮魚を使用しており、鮮度と素材の良さが段違いです。

セリ場のすぐ横にある建物の入り口。1階では魚のセリが行われ、てんぷらや惣菜も販売されている。

▲ セリ場の横にある建物の入り口。1階ではセリの様子や、てんぷら・惣菜の購入も楽しめます。

水揚げされたばかりの魚が、鮮度を保つために氷の上に並べられている。光沢のある魚体が新鮮さを物語っている。

▲ 水揚げされたばかりの魚が氷の上にずらり。ぴかぴかに光る魚体から、鮮度の良さが伝わってきます。

漁港のキッチンで、次々と魚をさばくスタッフの様子。水揚げされた魚が手際よく調理されていく。

▲ 水揚げされた魚を次々とさばいていくキッチン。プロの手でさばかれる様子は、見ていて気持ちいいほどの手際です。

都屋漁港のてんぷらは、地元の人が「本当にうまい」と太鼓判を押す逸品です。 沖縄のてんぷらは衣がふっくら分厚く、ほんのり甘めの味付け。冷めても美味しく、地元のおやつやお土産としても愛されています。

都屋漁港のてんぷら売り場に置かれた注文票。魚やもずく、野菜などの種類が並び、自分で数量を記入して注文できる。

▲ 都屋漁港のてんぷらコーナーにある注文票。魚・もずく・イカから選んで、自分で記入して注文します。

揚げたてのイカ天ぷら。厚みのあるイカがふわふわの衣に包まれ、食べ応えも抜群。

▲ 噛むほどに旨みが広がるイカ天ぷら。ふっくら衣とプリッとした食感がクセになります。

「魚てんぷら」「いかてんぷら」「もずくてんぷら」。1個110〜120円で、揚げたてをその場で楽しめます。
紙袋に包んでくれるので、購入後すぐに外のベンチで潮風を感じながらパクっとひとくち。
観光地価格ではなく、地域の台所価格で味わえるのも魅力です。

都屋漁港の惣菜コーナーに並ぶまぐろ料理やてんぷら。テイクアウトしてホテルで楽しむのにもぴったり。

▲ てんぷらと惣菜をテイクアウトすれば、ホテルのおつまみがあっという間に完成。地元の味をゆっくり味わえます。

売店にはお惣菜など家庭料理も充実しており、観光客も地元の日常に混ざるような体験ができます。観光ではなかなか触れられない“地域の暮らし”に、気軽にふれられるスポットです。

てんぷら一つで、その土地の暮らしを感じる――都屋漁港は、そんな体験ができる場所です。
手軽で美味しい、だけど心に残る。そんなローカルグルメに出会えるのが、ここの魅力です。

海を見ながら味わう漁港ごはん
海人食堂の魅力

海人食堂のメニュー表。海人丼、もずく丼、イカスミ汁、魚汁など、地元の海の幸を使った料理が並ぶ。

▲ 海人食堂のメニューには、海人丼や魚汁、イカスミ汁など沖縄らしいローカルグルメがずらりと並びます。

都屋漁港2階にある「海人食堂」は、地元の海の幸を気軽に楽しめる穴場の食事スポットです。

海人食堂の店内の様子。テーブル席がゆったりと並び、大きな窓から港を眺めながら食事ができる。

▲ うみんちゅ食堂の店内は広々としていて清潔感も◎。港を見渡せる窓際席は、特等席です。

海人食堂のテラス席。潮風を感じながら、港と海を一望できる開放的なロケーション。

▲ 潮風が心地よいテラス席は、晴れた日のお楽しみ。海を眺めながら、ゆっくりと食事が楽しめます。

セリ場の真上というユニークな立地にあり、その日水揚げされた魚をそのまま調理して提供するスタイルが人気。店内は清潔感があり、テラス席も完備。天気の良い日は海を眺めながら、ゆったりと食事を楽しめます。

海人丼(うみんちゅどん)。まぐろや白身魚、海ぶどうなど新鮮な具材がたっぷりのった色鮮やかな海鮮丼。

▲ まぐろや海ぶどう、新鮮なイカがのった「海人丼」は、都屋漁港の看板メニュー。ボリューム満点で見た目も華やかです。

もずくがたっぷりのった丼ぶり。シンプルながら素材の味が活きていて、ごはんが進む一杯。

▲ 漁師飯のような素朴な味わいが魅力の「もずく丼」。750円でお腹も心も満たされます。

人気メニューは、まぐろ・白身・海ぶどうなどをたっぷりのせた「海人丼」、やさしい味付けの「もずく丼」や、沖縄らしい「イカスミ汁」「魚汁」などの汁物も評判です。

水揚げされたばかりのガチュン(メアジ)を丸ごと唐揚げにした定食。見た目のインパクトとボリュームに驚く一皿。

▲ ガチュン(メアジ)の唐揚げ定食は、見た目のインパクト大!揚げたての魚が丸ごと2尾、ごはんとの相性も抜群です。

日替わりの魚唐揚げ定食や、バター焼、新鮮なお刺身の盛り合わせもあり、観光客だけでなく地元の常連さんも多く訪れます。

「ちゃんと地元の食事をしたい」「静かに海を見ながら食事したい」という方にぴったりの一軒。
旅のグルメとしても、ランチスポットとしてもぜひ立ち寄りたい、都屋漁港ならではの味処です。

ジンベエザメツアー体験後の定番ルートが都屋漁港ごはん

読谷村沖で行われるジンベエザメ体験ダイビング。透明度の高い海で、巨大なジンベエザメと一緒に泳げる非日常のアクティビティ。

▲ 沖縄・読谷村で体験できるジンベエザメダイビングツアー。海の中で出会うその大きさとやさしい姿に、思わず息を呑みます。

読谷村の海で行われるジンベエザメ体験。専用いけすの中で間近に泳ぐジンベエザメを観察できる人気アクティビティ。
ココから予約◎
世界最大の魚と泳ぐ非日常体験!午前・午後選べます。

都屋漁港でジンベエザメダイビングツアーのあとに、漁港ごはんで満たされるのがいちばんスムーズ。

ジンベエザメ体験ツアーは、都屋漁港のすぐそばで受付・出港・帰港まで完結します。
ウェットスーツを脱いでスッキリした後、そのまま2階の海人食堂で海人丼・魚汁・もずく丼などをゆっくり楽しめるのが魅力。移動の手間もなく、地元の味で旅の余韻をしっかり味わえます。

午前便の体験後、そのままテラス席で潮風を感じながら海鮮丼をかきこむ人もいれば、てんぷらをテイクアウトして港をぶらりする人も。「ジンベエ体験+港ごはん」は、時間もムダなく充実感のある過ごし方としておすすめされています。

読谷をまるっと楽しむ1日モデルコース

沖縄らしさとローカル感がぎゅっと詰まった読谷村。
ここでは「ものづくり・グルメ・海・文化」の4つを1日で楽しめる、満足度の高いモデルコースをご紹介します。

やちむんの里をのんびり散策
09:30

読谷村の工房が集まる「やちむんの里」へ。陶芸家たちの器やカフェで、旅のはじまりに癒しの時間を。

カラフルなやちむんが並んでいる
やちむんの里
手に取ると、あたたかい。読谷で見つける、沖縄のうつわのある暮らし
都屋漁港で港ごはん
11:30

都屋漁港の海人食堂で、新鮮な海人丼やもずく丼をランチに。テラス席で潮風を感じながら過ごす、至福のひととき。

海でひと泳ぎ
13:00

食後は海でリフレッシュ。透明度の高い渡具知ビーチで泳ぐも良し、残波岬で景色を楽しみながら磯遊びもおすすめです。

渡具知ビーチで穏やかな海を眺めながら過ごす時間。岩場と青い海が広がる自然のままのビーチ。
ローカル海岸
観光地じゃない、地元の自然ビーチへ。渡具知で過ごす沖縄時間
残波岬の断崖と灯台がそびえる絶景ポイント。そばには軽食が楽しめる売店もあり、観光と休憩を兼ねられるスポット。
絶景岬
絶景×ちょい食べ|名物バーガーとスイーツも楽しめる残波岬
世界遺産・座喜味城跡を訪問
16:00

読谷の歴史を感じる世界遺産・座喜味城跡へ。城壁の上から見える海と村の風景は、心に残る絶景です。

座喜味城跡の石垣と城門。緑に囲まれた高台にあり、遠くに海を望める景観も魅力の世界遺産。
世界遺産
歴史と絶景に出会える場所|世界遺産・座喜味城跡を歩く

読谷の魅力は、観光地っぽさに頼らず、ゆるやかで本物な沖縄時間が流れていること。
1日あれば、食も景色も文化もぜんぶ味わえます。

アクセス&基本情報まとめ|初めてでも迷わない!

都屋漁港への行き方と現地での注意点

都屋漁港はアクセスしやすく、初めてでも迷いにくい立地です。

那覇空港から車で約1時間、読谷村のメインストリートからも近く、レンタカーがあればスムーズに到着できます。Googleマップで「都屋漁港」と検索すれば正確にナビされ、周辺にはコンビニも点在しているため安心です。

漁港内には観光客用に無料の駐車スペースがあり、敷地内にはトイレや自販機も完備。港周辺は生活道路でもあるため、ゆっくり走って地元の方への配慮を忘れずに訪れるのがポイントです。

スムーズなアクセスと落ち着いた雰囲気。都屋漁港は、気軽に立ち寄れて心が整う場所です。

まとめ|観光地とは違う“暮らしを感じる沖縄”を

都屋漁港の防波堤のそばに広がる静かなローカルビーチ。人も少なく、穏やかな波が打ち寄せるゆったりとした景色。

▲ 港の防波堤の横には、地元の人がふらっと訪れる素朴なビーチ。観光地化されていない、静かな海辺の時間が流れています。

都屋漁港は、観光地らしさよりも「人の暮らし」「静けさ」「本物の味」を感じられる港です。

てんぷら、漁師、港の音、やさしい風――そこにあるのは、沖縄のリアルな日常。それが旅の中でふっと出会えることで、心に残る体験になります。

にぎやかな観光地をめぐったあと、静かな漁港でほっと一息つく。そんな時間があると、旅の印象はまったく変わります。都屋漁港は、そんな“余白”を与えてくれる場所です。

次の沖縄旅では、ぜひ「都屋漁港」という名前を思い出してみてください。


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