\うみイチ/ 沖縄アクティビティツアー予約

Vol.30 沖縄観光

地元に愛される天然ビーチ|遊んで食べて癒される“渡具知時間”がちょっと天国

渡具知ビーチの穏やかで透き通る海
#渡具知ビーチ #ビーチBBQ #子供大型遊具 #アクティビティ #猫公園 #ビーチ散髪 #SUPレンタル
この記事で分かること

読谷村にある渡具知ビーチは、地元に愛される静かな海辺。シュノーケルやBBQも楽しめて、子連れや一人旅にもおすすめの癒しスポットです。

渡具知ビーチの海
ここ寄っとこ

渡具知ビーチは...

手つかずの自然

でのんびりできます。

夏は透き通る穏やかな海で泳げて、それ以外の季節も芝生や海辺でのんびり過ごせる穴場スポット。観光地化されていない静けさが魅力です。

\ページの内容/

時計を気にせず、潮の音で1日がはじまる。そんな“ゆるやかさ”が読谷村の「渡具知ビーチ」です。

遠浅で穏やかな海、屋根付きの遊具広場、紅豚グルメ、海風が気持ちいい美容室まで。ひとつの場所で、のんびりとした時間がすべてそろっています。

SNSでも「静かで癒される」「子連れで快適」「ランチも絶品」と好評。観光地化されていない、地元目線の沖縄を体感できる貴重なスポットです。

あなたの旅に、渡具知ビーチというやさしい選択を加えてみませんか?

渡具知ビーチとは?|手つかずの自然に包まれるローカルビーチ

渡具知ビーチのヤシの木の下の木陰でのんびり

▲ 海風が気持ちいい、芝生の木陰。のんびり海遊びにぴったりです。

渡具知ビーチは観光地ではありません。でも、それが最大の魅力です。

整備されすぎていないからこそ、自然そのままの風景や空気が味わえます。海と空がまっすぐに広がる景色、やさしく吹く潮風、そして何もしない時間。那覇や恩納村の有名ビーチとは一線を画す「素顔の沖縄」に出会える場所です。

渡具知ビーチを散歩している男性

▲ 波の音に耳をすませながら、ゆっくりビーチをおさんぽ。

レンタルや観光設備は必要最小限。派手なアクティビティはありませんが、芝生に座って空を見上げたり、満ちた海に足を浸してただぼーっとするだけでも、心がふっとゆるむひとときが待っています。

にぎやかな観光地では味わえない、“贅沢な自然”がここにはあります。

渡具知ビーチで何する?|自由に過ごす“旅”の楽しみ方

海が目の前のBBQ広場

▲ 海を目の前に手ぶらでBBQが楽しめる|完全事前予約制

渡具知ビーチは「何をするかを自分で決められる」場所です。

有料施設やタイムスケジュールに縛られず、遊ぶ・休む・読む・ぼーっとする——どんな過ごし方も自由。強制されないからこそ、自分にとって本当に心地よい時間に出会えます。

持参したシュノーケルセットで透明な海をのぞいたり、タオルを敷いて読書したり。疲れたら木陰で昼寝。ときどき猫がやってきて、足元でくつろいでいたりもします。飽きたら浜辺を歩くだけでもリフレッシュに。

ちょっとお腹がすいたら、ビーチサイドでBBQを楽しむのもおすすめ。ポークビレッジが提供する「手ぶらOKのBBQプラン」なら、器材も食材もすべてセット。紅豚や紅あぐーなど、地元のおいしさを海辺で味わえます。

木陰でのんびり過ごす人、アクティビティに夢中なグループ、サンセットに見とれるカップル。それぞれの過ごし方が心地よく混ざり合うのが、渡具知ビーチのいいところです。

› BBQ予約はポークビレッジ公式サイトへ

プカプカ浮かぶのが気持ちいい|自由に楽しめる自然のビーチ

透き通る渡具知ビーチの海

▲ 透きとおる海と静かな空気。ここには、予定を忘れて過ごしたくなる自由があります。

渡具知ビーチのいちばんの魅力は、プカプカと海に浮かんで過ごせる時間です。遠浅で波もおだやか。足のつく範囲が広いので、泳ぎが苦手な人でも安心して楽しめます。

人が多いビーチでは遊泳エリアが制限され、監視員の目を気にしながら泳ぐこともありますが、ここではそんな心配は無用。ライフジャケットや浮き輪、レジャーグッズを持ち込めば、思い思いの時間を満喫できます。

海の透明度が高く、小魚やヤドカリも観察できます。遠浅なのでサンゴはありませんが、砂地の海底が明るく、素足で入っても心地よい感覚。ちょっと泳ぎたい人は、シュノーケルセットがあれば自由に楽しめます。

シュノーケリングのレンタル表

▲ リーズナブルな価格でレンタルがあるので、利用するのもオススメ

シャワー(1人200円/4歳以下100円)や着替えスペースもあり、帰りのことを気にせず思い切り遊べるのも嬉しいポイント。これらの設備やシュノーケル器材のレンタルは、ビーチ横にあるトレーラー型の散髪屋「3MuraiLife」さんが管理しています。

シャワー設備の入り口と注意事項

▲ お湯はでませんが、温かい沖縄なので海に入れる時期になると水で十分です

「旅する床屋」として知られる3MuraiLifeは、海のすぐそばでカットやカラーができるユニークな存在です。散髪のあとは、そのまま海で遊んだり、併設のカフェでのんびりしたりと、気ままに過ごせます。

キャンピングトレーラーで旅する散髪屋の外観

▲ キャンピングトレーラー「AIRSTREAM(エアストリーム)」を改装した移動式・海辺の散髪屋です

ただしライフガードはいないため、安全管理は自己責任。ライフジャケットの着用や、潮の流れ・天候の確認を忘れず、無理のない範囲で楽しんでください。

「ありのままの自然で泳ぐ楽しさ」を感じられるのが、渡具知ビーチの魅力です。

ポークビレッジで“食と体験”の満足度MAX時間

沖縄の紅豚が味わえる 店内には冷凍豚販売

▲ 2025年リニューアルしたばかりのポークビレッジ。
木のぬくもりを感じる空間で、ゆったりランチタイム。

「おきなわポークビレッジ」のレストランでは、沖縄ブランド豚「紅豚(べにぶた)」の魅力を存分に楽しめます。

紅豚は、沖縄県産のサツマイモや薬草を配合した飼料で育てられた高品質な豚で、脂はあっさり、赤身はやわらか。とろけるような甘みと旨みが特長です。地元でも希少な存在で、贈答用としても人気があります。

熱々の紅豚ロースステーキが鉄板にのっている

▲ ニンニクと相性抜群の紅豚ステーキが大人気

レストランでは、この紅豚を使った「紅豚ロースステーキ」がとても人気。鉄板で香ばしく焼き上げたジューシーなお肉は、ごはんが進む絶品メニューです。

大きい紅豚チャーシューが4枚のっている沖縄そば

▲ おおきい紅豚チャーシューがどんぶりを埋める!
もちもちの沖縄そばと相性抜群

また、「紅豚チャーシューそば」はとろけるチャーシューがたっぷりのっていて、やさしいスープとの相性も抜群。沖縄そば好きにはたまらない一杯です。

さらに「紅豚バーガー」は、肉厚パティとシャキシャキ野菜をふわふわのバンズで挟んだ食べごたえのある一品。テラス席で海風を感じながら食べる。まさに旅のごちそうです。

ポークビレッジの海の目の前のテラス席

▲ 海風が心地よいポークビレッジのテラス

地元が誇る上質な紅豚を、気軽に・贅沢に味わえるこのレストランは、食べるだけでも訪れる価値ありのスポットです。

子どもと行くならここ!|家族連れにうれしい施設とポイント

幼児用の屋根付き遊具 全天候OK

▲ 日差しを避けられる屋根付きの幼児向け遊具。夏でも安心して遊べます。

小学生も楽しめる大型遊具

▲ その他にも子供がいっぱい遊べる大型遊具が完備されています。

渡具知ビーチは、子ども連れにもやさしいスポットです。

遠浅なので波もなく穏やかな海が広がり、小さなお子さまでも安心して遊べます。すぐ近くには屋根付き遊具もある新しい公園が整備されており、強い日差しの中でも快適に過ごせます。芝生広場も広く、思いきり体を動かせる環境がそろっています。

ビーチでは砂遊びや水遊びを楽しんだあと、シャワー設備※月曜定休(大人200円・4歳以下100円)でさっぱり。清潔なトイレも完備され、移動なしで1日中快適に過ごせます。無料の広い駐車場もあるため、滞在時間を気にせずのんびりできるのも嬉しいポイント。

お昼ごはんはポークビレッジで座ってゆっくり。午後はまた芝生でひと遊びして、木陰でお昼寝。予定を詰め込まなくても満足できる、親子にぴったりの休日が過ごせます。

読谷で「親子にやさしいビーチ」を探しているなら、渡具知は間違いない選択肢です。

渡具知ビーチの夕日|何も足さず、ただ眺める贅沢な時間

渡具知ビーチは、静かに沈む夕日を眺められる“穴場のサンセットスポット”です。

西海岸に面したビーチだから、日没時には正面に太陽が沈み、空と海がオレンジ色に染まります。観光客が少ないぶん、騒がしさもなく、自然の音だけに包まれながら贅沢な時間が流れます。

夕方になると、芝生に座ってゆっくり空を眺めるカップルや、浜辺を散歩する親子の姿も。日が沈む瞬間には、猫たちも静かに寄り添うように座っていたりして、どこか映画のワンシーンのよう。特別な演出があるわけではありませんが、それがかえって心に残ります。

「何かする」より「ただ眺める」。渡具知の夕日は、そんな旅の終わりにぴったりのひとときをくれます。

過ごし方のコツ|タイミング・天候・準備のベストプラン

渡具知ビーチの干潮時間は海がひいている状態

▲ 大潮、中潮の干潮時間は遠くまで干上がりますので、時間に注意!

› 読谷村の塩見表はこちら

渡具知ビーチを最大限楽しむには、「行く時間」と「準備」がカギです。

人気が出てきたとはいえ、まだまだ穴場。特に平日の午前中〜お昼前、または夕暮れ前がもっとも静かで過ごしやすい時間帯です。天気だけでなく、潮位や風向きもあらかじめチェックするのが快適に過ごすコツ。

渡具知ビーチは遠浅の海なので、満潮時と干潮時で印象がガラッと変わります。特に中潮・大潮の干潮時は水位が極端に下がり、まったく泳げないことも。泳ぎたい場合は、干潮・満潮の時間を事前に確認して訪れるのがおすすめです(参考写真付き)。

準備物は、帽子・飲み物・タオル・レジャーシートが基本。水着やシュノーケルセットがあればさらに楽しみが広がります。のんびりしたい人には日陰の木陰エリア、猫に会いたい人は「泊城公園」内の森側の東屋周辺がおすすめ。日中は木陰で昼寝している姿にも出会えます。

少しの準備とタイミングだけで、渡具知の魅力は何倍にもふくらみます。

アクセス&行き方|初めてでも迷わないナビガイド

渡具知ビーチの案内看板

▲ Googleナビで簡単に到着できます

渡具知ビーチへは、レンタカーで行くのがいちばんスムーズです。

那覇空港からは車で約1時間半。58号線をまっすぐ北上し、読谷村に入ったら「Googleマップで“渡具知ビーチ”」を目的地に設定するのが安心です。看板などは少ないので、ナビがあれば迷わず到着できます。

ビーチのすぐ近くにある広い無料駐車場(約105台分)に停めれば、車を降りてすぐに海と公園が広がります。お子さん連れや荷物が多い方も移動の負担が少なく、とても便利です。

バスでも行けないことはありませんが、乗り換えや徒歩移動が多く、時間もかかるため、観光で訪れるならレンタカーが現実的。自由に予定を立てやすく、寄り道もしやすいのがポイントです。

近くには「やちむんの里」や「座喜味城跡」などの名所もあり、ドライブがてら立ち寄れるスポットとしてもぴったりですよ。

どんな旅に向いてる?|渡具知ビーチが合う人・合わない人

ミドリのアイコン
ミドリ(うみイチ編集部)
豪華さはないけど、心がゆるむ“ちょうどよさ”がここにはあります🌿自分のペースで旅したい人にこそ、渡久地はぴったりですよ♪

渡具知ビーチは「旅に何を求めるか」で合う・合わないがはっきり分かれます。

静かに過ごしたい、地元感を味わいたい、自然とふれあいたい人にはベスト。一方で、アクティビティ中心・映え重視・施設やサービスが充実したリゾートを求めている人には少し物足りないかもしれません。

ソロ旅で癒されたい人、子連れで安心できる場所を探している家族、ゆっくりサンセットを眺めたいカップルにとってはまさに理想の場所。逆に、プール付きのラグジュアリー体験やナイトレジャーなどを求める人は他の選択肢を検討してもいいでしょう。

派手じゃないけど、“ほんとうに満足できる海遊び”ができる場所。それが渡具知ビーチです。

まとめ|ぜんぶ肩の力を抜いて楽しむ“沖縄のローカル正解”

観光地じゃないからこそ、渡具知ビーチには本当の沖縄時間があります。

美しい自然、やさしい風景、おいしいごはん、猫との出会い。どれも飾らず、でも心に残る体験ばかり。移動も少なく、1日ここで完結できるのも大きな魅力です。

シュノーケル、BBQ、紅豚グルメ、芝生でのんびり、夕日の写真、そして猫とのふれあい。どの瞬間も「旅に来てよかった」と思わせてくれる力があります。

観光地に疲れた人こそ訪れてほしい、沖縄の“正解”。渡具知ビーチで、自分だけのゆる旅を見つけてください。


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