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Vol.55 沖縄観光

沖縄で静かに歴史散歩。世界遺産・今帰仁城跡の落ち着いた時間

今帰仁城跡の石垣が連なるメインビューポイント。雄大な曲線の城壁が青空に映え、沖縄北部を代表する世界遺産の景観となっている。
#世界遺産 #今帰仁城跡 #北部観光スポット #桜祭り #絶景 #さとうきびジュース

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この記事で分かること

沖縄本島・今帰仁村にある世界遺産、今帰仁城跡。雄大な石垣と絶景の眺望、桜まつりや歴史文化センターの見学まで、「歴史+自然」を満喫できる最新の旅情報をまとめています。

今帰仁城跡 桜ライトアップの風景。城壁と桜が夜の光に染まり幻想的な景色。
今帰仁桜まつり

冬の風物詩

夜桜 & 城壁

幻想的な石垣と桜との共演

毎年1月下旬〜2月上旬、「今帰仁グスク桜まつり」が開催され、城壁やライトアップされた桜がフォトスポットとして人気。

\ページの内容/

今帰仁城跡は「歴史と自然が響き合う世界遺産」

今帰仁城跡の壮大な石垣と眼下に広がる海の景色。沖縄北部を代表する絶景観光スポット。

▲ 壮大な石垣と海の眺望は圧巻。今帰仁城跡ならではのスケール感と絶景を体感できます。

沖縄本島北部にそびえる今帰仁城跡(なきじんじょうあと)は、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつ。北山王国の中心として築かれた壮大な石垣と、海や山を一望できる絶景が、訪れる人の心を揺さぶります。

史跡 今帰仁城跡の石碑モニュメント。重厚感ある石造りが歴史の雰囲気を伝える。

▲ 今帰仁城跡の入口に立つだけで歴史の重みを感じられるスポットです。

城壁の曲線美、四季を彩る桜、海風が抜ける丘の眺め――ここには「城好き」「文化好き」が夢中になる見どころが凝縮されています。単なる観光スポットではなく、歴史と自然を五感で感じる舞台です。

今帰仁城跡の石垣を背景に咲く寒緋桜(カンヒザクラ)。1月中旬から2月上旬にかけて見頃を迎え、ピンク色の濃い花が城壁を彩る風景。

▲ 寒緋桜×石垣×海のコントラスト。見頃は1月中旬〜2月上旬で、冬の今帰仁城跡ならではの絶景が楽しめます。

特に冬の桜まつりや夕景の時間帯は格別。桜に灯るライトアップや、海へ沈む夕日を背景に歩けば、かつての王国の息吹を追体験できます。

この記事では、今帰仁城跡を訪れる前に知っておきたい歴史・見どころ・楽しみ方を整理しました。文化を愛する旅人にこそふさわしいスポットとして、その魅力を余すことなくお伝えします。

沖縄旅行で訪れたい今帰仁城跡とは?

今帰仁城跡のメイン写真スポット。全長約1.5kmにわたる石垣が壮大な曲線を描き、眼下には青い海が広がる圧巻の絶景。

▲ 今帰仁城跡ならではのスケール感に、思わず息をのむメイン撮影ポイント

沖縄の旅なら、今帰仁城跡は歴史と自然の両方を感じられる必訪スポットです。

なぜなら、今帰仁城跡は13〜15世紀にかけて北山(ほくざん)王国の主城として築かれ、その石垣や城壁構造が、グスク(城・砦)文化と地形を巧みに融合させたものだからです。現在も城壁の長さは約1.5km、最も高い石垣は7〜8mほど残っており、曲線を描く石垣の造形は美術的価値も高く評価されています。

今帰仁城跡の石垣を間近で見上げる。高さと曲線の迫力に圧倒される城壁の姿。

▲ 全長1.5km 圧倒的な石垣の存在感。間近で見上げると迫力と美しい曲線に息をのみます。

また、城は標高およそ100メートルの丘の上に位置し、東シナ海や周囲の集落を見下ろす眺望が広がります。海と山と城を同時に味わえるロケーションは、沖縄の中でも特別な存在感があります。

今帰仁城跡の正門・平郎門(へいろうもん)。石畳の参道と城壁が重厚な雰囲気を漂わせ、冬には寒緋桜が彩りを添える。

▲ 平郎門をくぐると、石畳と城壁の独特な雰囲気。冬はカンヒザクラが彩りを添えます。

たとえば、訪れるとまず目に留まるのが「平郎門」。本門としての役割を持ち、現在の門は昭和37年(琉球政府期)に修復されたものです。 また、外郭の城壁は蛇行しながら延び、野面積み(石を自然形のまま組む工法)が用いられており、遠目には“万里の長城”を思わせる壮大さがあります。

夜の今帰仁城跡・平郎門。ライトアップで浮かび上がる城壁と寒緋桜のシルエットが幻想的な雰囲気をつくり出す。

▲ 桜ライトアップに照らされる平郎門。城壁に映るカンヒザクラのシルエットが幻想的です。

主郭(本丸に相当する区域)からの海の眺め、城跡の断片として残る郭(くるわ)の配置、桜が咲く時期の城壁ライトアップなど、ひとつひとつの風景に息をのむ瞬間があります。写真では伝わりにくいスケール感・空気感を、ぜひ体で感じてほしい場所です。

今帰仁城跡の石段を上り、頂上へ向かう参道。石垣に囲まれた道は歴史を感じさせ、頂上を目指すワクワク感が広がる。

▲ 階段を上がり、頂上へ。石垣に囲まれた参道は歴史の重みを感じながら進めます。

だからこそ、今帰仁城跡は「ただの城跡」ではありません。沖縄旅行で時間を割く価値がある、「旅をより深く味わいたい人」にとって外せない場所なのです。

アクセス・料金・基本情報まとめ

今帰仁城跡の広々とした駐車スペース。観光シーズンでも安心して車を停められる。

▲ 広々とした駐車スペースが完備されており、観光シーズンでも安心です。

今帰仁城跡のメイン駐車場に設置されたトイレ棟。清潔に管理されており、観光前後に便利に利用できる。

▲ メイン駐車場にトイレ完備。観光前後に立ち寄れる便利な設備で、安心して利用できます。

今帰仁城跡はアクセスしやすく料金も明瞭で、最新の改定情報も公開されているため、安心して旅の計画を立てられます。

  • 入場料(2025年9月1日改定) 個人:大人1,000円/中高生500円/小学生以下無料。団体(10名〜):大人800円/中高生400円。
  • 営業時間(城跡) 通常期(1〜4・9〜12月)8:00〜18:00(最終入場17:30)/夏期(5〜8月)8:00〜19:00(最終入場18:30)。
  • 歴史文化センター 開館9:00〜17:00(最終入館16:30)。休館日:月曜(祝日・慰霊の日は開館し翌日休館)、年末年始(12/29〜31・1/1〜1/3)。
    センターは無料開放。券売・室内休憩・映像解説あり。
  • チケット購入 今帰仁村グスク交流センター内の券売所で入城券を購入→城跡へ。館内に案内映像・パンフ・コインロッカーあり。
  • 駐車場 無料/第1〜第4合計で約320台(区画は分散)。大型バスは最大10台(団体は事前連絡推奨)。
  • アクセス(車の目安) 那覇市内から高速利用で約1時間30分。一般道優先だと「約86km・約2時間」目安。美ら海水族館から約10分/古宇利島から約25分。
  • アクセス(バス) やんばる急行バス等で「今帰仁城跡入口」下車、徒歩約15分。那覇空港から最寄り停留所まで約2時間30分。
  • 観覧の目安時間 城跡約30分+歴史文化センター約15分(徒歩見学のみ)。
  • バリアフリー 城跡は石段・起伏が多く車いす・ベビーカー観覧は困難。歴史文化センターはエレベーター完備。
  • 飲食・ペット等 城内は飲食禁止。リード着用でペット同伴可。屋外に軽食屋台あり。
▶︎ 今帰仁城跡 公式サイトはこちら
今帰仁城跡のチケット販売所。入口から少し離れた場所にあり、買い忘れると戻る必要があるため注意が必要。

▲ チケット販売所は入口から離れています。買い忘れると戻ることになるので、素通りしないように注意しましょう。

料金や時間、交通手段が明確に整っているため、無駄のない訪問計画が立てられます。事前にこの基本情報を押さえておけば、北部観光のルートにスムーズに組み込めます。

見どころと映えるスポット

今帰仁城跡は石垣美×眺望×歴史が交わる名所。スポットを押さえるだけで、写真映えも学びも満たせます。

正門・郭・訓練地など役割の異なる区画が残り、発掘成果と伝承が重なるため、歩くほど当時の暮らしと戦略が立体的に見えてきます。

平郎門(へいろうもん):城の本門。石畳の参道へ続く入城のハイライトで、現在の門は昭和37年(1962年)に修復。左右に狭間、天井に一枚岩を用いた堅牢な造りです。

今帰仁城跡の正門・平郎門。堅牢な石造りとアーチ状の門構えが、城跡の象徴として訪れる人を迎える。

▲ 正門・平郎門(へいろうもん)。堅牢な石造りが歴史の風格を漂わせ、今帰仁城跡のシンボルとなっています。

主郭からの海の眺望:丘上から東シナ海へ抜けるパノラマ。眼下に大隅(ウーシミ)志慶真門郭の広がりも俯瞰でき、城全体の構えが実感できます。

今帰仁城跡の主郭エリア。高台から城壁の曲線美と眼下に広がる青い海を一望できる絶景スポット。

▲ 主郭からの眺望。石垣の曲線美と青い海を見渡せる、今帰仁城跡のハイライトです。

大隅(ウーシミ):大庭に隣接する広い郭。兵馬の訓練や馬の飼育・調教の場と伝わり、馬骨の発掘例も。最も高い石垣が巡る堅牢な区画です。

今帰仁城跡の大隅(ウーシミ)。城壁に囲まれた広大な空間で、訪れる人が当時の城郭のスケールを体感できる場所。

▲ 広がりを体感できる大隅(ウーシミ)。高い石垣に囲まれた空間に立つと、城郭のスケール感を実感できます。

志慶真門郭(しげまじょうかく):主郭の一段下、裏門側の要衝。発掘で複数の建物跡が確認され、按司の家臣など城主に仕えた人々の居住区と考えられています。

今帰仁城跡の主郭裏側に位置する志慶真門郭(シゲマジョウカク)。石垣の向こうには今帰仁の森が広がり、歴史と自然の雄大さを同時に感じられる。

▲ 主郭の裏側にある志慶真門郭。今帰仁の森を背に、歴史と自然が融合した絶景を楽しめます。

桜並木とライトアップ1月中旬〜2月上旬に寒緋桜が見頃。今帰仁グスク桜まつり期間の夜はライトアップで幻想的な城壁と桜のシルエットを撮影できます。

今帰仁城跡の夜桜ライトアップ。1月下旬から2月上旬にかけて寒緋桜が石垣を彩り、幻想的な光景が広がる。

▲ 夜桜ライトアップ1月下旬〜2月上旬の限定イベント。石垣に浮かぶ寒緋桜が幻想的で、旅行のタイミングが合えば絶対行きたいスポットです。

入口のさとうきびジュース:「城の茶屋」などで搾りたてを一杯。歩き始め前後のクールダウンに最適で、旅の“味の記憶”が残ります。

今帰仁城跡入口で味わえる搾りたてのさとうきびジュース。沖縄でも珍しい新鮮な風味を体験できる。

▲ 城跡入口の名物・さとうきびジュースは素通り厳禁。沖縄でもなかなか出会えない新鮮な味わいで、絶品のご当地ドリンクです。

正門→主郭→ウーシミ→志慶真門郭の順に歩けば、防御・儀礼・訓練・生活が一本につながり、写真だけでは届かない“体感の記憶”が残ります。

城入口のさとうきびジュース屋さん

▲ さとうきびジュース絞り体験
地元のおばぁと出会える一期一会のひとときが、旅の思い出を深めてくれます。

今帰仁城跡の入口横にある「城の茶屋」は、小さな屋台風の売店。見学を終えた人やこれから登る人が自然と足を止める、ちょっとした憩いのスポットです。木陰に並んだテーブルとベンチで、地元の方との会話も楽しめます。

今帰仁城跡入口の軒先につるされたバナナ。沖縄らしい素朴な光景が訪れる人を和ませる。

▲ 軒先に下がるバナナがいかにも沖縄らしい風景。観光気分を盛り上げてくれる小さな発見です。

ペキペキと音を立ててしぼられるさとうきび。一本から一杯分のジュースが生まれる様子は臨場感たっぷり。

▲ さとうきびを一本しぼって一杯。搾り機でペキペキとしぼられる臨場感も体験の一部です。

注文すると目の前でサトウキビをギュッと圧搾する音が響き、甘い香りがふわっと広がります。透明なカップに注がれたジュースはほんのり緑がかった黄金色で、ひと口飲むと青さのある甘みと爽やかな後味。暑い日差しの下で飲むと、体の中からスーッと涼しくなる感覚です。

今帰仁城跡入口でさとうきびジュースを販売するおばぁ。素朴な笑顔と手しぼりの雰囲気が温かい。

▲ 城入口で迎えてくれる“おばぁのさとうきびジュース”。旅の記憶に残る一杯。

料金は一杯400円ほど。甘みに酸味が加わってさらに飲みやすくなります。観光客だけでなく地元の人もふらっと立ち寄るそうで、おばぁに伝えれば「搾り体験」ができることも。実際に杖のようなサトウキビを機械に通すと、ちょっとしたイベント気分になります。

搾りたてのさとうきびジュースにシークワーサーをひと絞り。爽やかな酸味が加わり、さらにおいしく仕上がる。

▲ 最後にシークワーサーを一絞り。甘さに爽やかな酸味が加わり、さとうきびジュースがさらにおいしくなります。

城跡を歩いて汗をかいた後、このジュースを飲む瞬間はまさにご褒美。見学コースの最後や休憩タイムに立ち寄ると、今帰仁城跡の思い出がより一層印象深くなります。

チケット販売所横(館内)の室内休憩スペース

今帰仁城跡の石段83段。頂上へと続く道で、往復後は休憩所でひと息つきたくなる。

▲ 今帰仁城跡の83段の階段。往復すれば運動量もたっぷり。散策後は休憩所で体を休めましょう。

今帰仁城跡のチケット販売所は「今帰仁村グスク交流センター」内にあり、その一角に冷房の効いた室内休憩スペースがあります。歩き出す前や散策後に立ち寄ると、ほっと一息つけます。

今帰仁城跡のチケット売り場横にある入口。冷房の効いた休憩スペースへつながり、散策前後に立ち寄れる。

▲ チケット売り場のすぐ横に入口があります。冷房の効いた休憩所で、散策前後のひと休みに最適です。

外は日差しが強く、石畳や坂道を歩くと汗ばみますが、この休憩所に入ると一気に涼しさに包まれます。壁際には今帰仁観光パンフレットが並び、次の行程を考えるのにもぴったり。

今帰仁城跡の広々とした室内休憩スペース。冷房が効き、観光パンフレットや映像を見ながら次の行き先を考えることができる。

▲ 広々とした休憩スペースがうれしい。冷房の効いた室内で、次の行き先をゆっくり考えられます

見学後には「次は古宇利島?それとも美ら海水族館?」と、旅の続きを考える“作戦タイム”に最適でした。夏場は特に冷房のありがたさを実感でき、家族連れや年配の方にとっても安心できる場所です。

周辺スポットと合わせて楽しむ観光プラン

今帰仁城跡の観光は周辺スポットと組み合わせることで一層充実します。城跡だけではなく、沖縄北部ならではの自然や文化を体験できるからです。

車で20〜30分圏内に、離島の絶景や緑の並木道など魅力的な観光地が点在しています。効率よく回れば、1日で「海・文化・自然」をバランスよく味わうことができます。

瀬底島
車で約25分

瀬底大橋を渡ってすぐの透明度抜群のビーチ。シュノーケリングや海水浴を楽しめ、橋の上から望む海の景色は写真映え抜群です。

瀬底大橋とエメラルドの海。瀬底島へ渡る絶景ドライブコース。
瀬底島は“海×グルメ”
今帰仁城跡とセットで巡る瀬底島ドライブ旅
古宇利島
車で約20分

「恋の島」と呼ばれる古宇利島。古宇利大橋から広がるエメラルドグリーンの海は圧巻で、ドライブコースに最適です。

古宇利大橋と透き通る海。古宇利島へ続く絶景ドライブロード。
古宇利島は“恋の島”
今帰仁城跡とセットで楽しむ古宇利島ドライブ旅
備瀬フクギ並木
車で約15分

約2万本のフクギが作る緑のトンネルは、散策やサイクリングにおすすめ。木陰の静けさと昔ながらの沖縄の雰囲気に癒やされます。

備瀬のフクギ並木。緑のトンネルが続く散策路で、木漏れ日の中を歩ける癒やしスポット。
備瀬は“癒しの並木道”
今帰仁城跡とセットで巡る備瀬フクギ並木さんぽ

今帰仁城跡を中心に瀬底島・古宇利島・備瀬フクギ並木を巡れば、沖縄北部の魅力を「歴史+自然+絶景」で丸ごと楽しめます。旅のプランにぜひ取り入れてみてください。

今帰仁歴史文化センターで学ぶ

今帰仁城跡を訪れる前後に今帰仁歴史文化センターを見学すると、展示を通して歴史や文化を深く理解でき、旅がさらに豊かになります。

センターには考古資料や復元模型、発掘調査で見つかった出土品などが展示されており、城跡の石垣や建造物の背景を理解する手がかりになるからです。

三山時代(14〜15世紀)の北山王国に関する資料や、当時の生活用具を展示。

監守時代に派遣された管理者や地域支配の仕組みについて学べるパネルや史料。

模型・映像資料では、野面積みの石垣構造や郭(かく)の配置がわかりやすく再現され、城跡の歩き方がイメージしやすくなります。

見学してから城跡を歩くと、単なる遺跡巡りから「物語を感じる体験」へと変わります。時間に余裕があれば立ち寄る価値の高いスポットです。

よくある質問Q&A

今帰仁城跡を訪れる前によくある疑問を解消しておくと、安心して楽しめます。

料金・アクセス・撮影ルールなどを知らずに行くと、時間を無駄にしたり期待はずれになってしまうことがあります。

ドローンや三脚など撮影ルールは?

公式には飲食禁止など基本的な規則が定められています。ドローンや大型機材は別途許可が必要な場合があるため、事前に公式サイトを確認してください。

当日チケットで入れますか?

はい、個人入場は当日券で購入可能です。ただし桜まつりなど繁忙期は混雑するため、早めの到着がおすすめです。

ベストシーズンは桜だけですか?

桜シーズンは特に人気ですが、夏の青空や秋冬の澄んだ景色も魅力があります。季節ごとに違った楽しみがあります。

小学生や高齢者でも楽しめますか?

石畳や坂道があるため歩きやすい靴は必須ですが、ゆっくりペースで回れば小学生や高齢者でも十分に楽しめます

雨の日や台風時の代替観光は?

雨天や荒天時には、今帰仁村歴史文化センター美ら海水族館など屋内施設を組み合わせると安心して過ごせます。

事前に疑問を解決しておくことで、「想像と違った」というギャップを減らし、期待通りの訪問を楽しめます。

訪問者レビュー

現地の“生の声”を編集部でチェックし、雰囲気・混雑・足元・映えなど視点別に要約しました。初めてでもイメージしやすいよう、短文レビューで並べています。

写真派訪問時期:1月夜
★★★★★
ライトアップは“静かな感動”

桜まつりの夜は、城壁に浮かぶ桜の影が本当にきれい。三脚なしでも撮れる明るさで、風が弱い日は水面の反射も狙えました。

夜桜写真映え静けさ
カップル旅訪問時期:晴れ昼
★★★★★
主郭の風に“沖縄らしさ”を感じた

高台から海が抜ける眺めに思わず深呼吸。写真より“空気の広さ”が伝わる場所。ベンチで10分ぼーっと過ごして大満足。

絶景開放感
城好き訪問時期:通年
★★★★☆
曲線の石垣に見惚れる

野面積みの石が生むカーブが美しい。角度を変えると表情が変わるので、導線を戻って二度見する価値あり。

石垣造形美
家族連れ訪問時期:8月昼
★★★★☆
スニーカー必須&水分こまめに

石畳と段差がそこそこ。子どもは元気でも大人が先にバテました。帽子+飲み物は絶対、夕方が歩きやすいです。

暑さ対策歩きやすさ
ソロ旅訪問時期:桜シーズン
★★★★☆
朝イチor日没直後が歩きやすい

日中は行列になる日も。開門直後は写真も人が写りにくく、逆に夜は回遊が流れて落ち着きました。

混雑回避時間帯
歴史好き訪問時期:夕方
★★★★★
“物語が残る空気”がある

建物は残らなくても、石垣と地形で当時が想像できる。夕陽で壁の陰影が深くなる時間がとても良かった。

夕景情緒
夫婦旅訪問時期:快晴
★★★★☆
60〜90分で満足、戻り導線もOK

表示はわかりやすく迷いにくい。主郭→平郎門→石垣を振り返って“二度見”で写真が増えました。

所要時間導線
家族3世代訪問時期:夏
★★★★★
交流センターの冷房に救われた

チケット購入後に室内で作戦会議。映像も流れていて、次の目的地を決めてから無理なく回れました。

室内休憩家族向け
ドライブ派訪問時期:通年
★★★★☆
古宇利島&美ら海とセットが鉄板

北部の名所と距離感がちょうど良い。午前:城跡、午後:美ら海、夕方:古宇利島の順で無理なく回れました。

周辺観光動線良
グルメ派訪問時期:快晴
★★★★☆
搾りたてサトウキビがご褒美

見学後の一杯が最高。甘すぎずスッと飲める味で、暑さが和らいで“第2ラウンド”へ行けました。

ご当地ドリンククールダウン

まとめ|沖縄北部観光に今帰仁城跡を組み込もう

今帰仁城跡の石垣に含まれるアンモナイト化石。数億年前の海の生物が城壁の石に刻まれている。

▲ 今帰仁城跡の石垣に使われている古い石灰岩には、アンモナイトなどの化石が含まれている例があります。とても硬い古期石灰岩のため、当時は石を整形せず自然な形で積み上げる野面積み(のづらづみ)が選ばれました。

今帰仁城跡は、「歴史」「自然」「絶景」の三拍子がそろった、沖縄旅行のハイライトにふさわしいスポットです。

世界遺産としての価値、北山王国の主城であった歴史、四季で変わる景観、さらにアクセスの良さと周辺スポットとの組み合わせやすさ。こうした要素が旅をより豊かにしてくれる魅力になっています。


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