\島人厳選/ 沖縄アクティビティツアー予約

Vol.46 沖縄観光

「昔の沖縄に出会える場所」備瀬のフクギ並木で癒しのひとときを

フクギ並木のトンネル 柔らかい日差しに照らされている
#沖縄風景 #フクギ並木 #備瀬崎シュノーケリング #癒し #エメラルドビーチ

島人更新 沖縄のあそび方|うみイチ公式インスタグラム
▶@kimama_trip_umiichi で随時更新中!よければフォローお願いします✨

この記事で分かること

本記事では沖縄本島・本部町にある「備瀬のフクギ並木」の魅力を、のんびり散策や穴場シュノーケルポイントも含めご紹介します。見どころ・地元ショップ・駐車場・シャワー情報まで、初めてでも安心して楽しめる内容をまとめました。

フクギ並木で光の差し込む道を歩くカップルの後ろ姿
おすすめ

並木道にさす光が...

映画みたいな一枚に

なるんです📸

静かにそよぐフクギの葉、木漏れ日、一本道。カメラ初心者でも、まるで映画のワンシーンのような写真が撮れる特別な場所です。

\ページの内容/

フクギ並木=沖縄の原風景

天草のアイコン
天草(うみイチ編集部)
木漏れ日の道、静かな風、すれ違う地元の人々——
そんな“沖縄の素顔”に出会えるのが、備瀬のフクギ並木なんです。
フクギ並木の奥へと続く小道。やさしい木漏れ日が差し込み、静かな時間が流れている

▲ 時間帯によって表情が変わるフクギ並木。まっすぐな道と木漏れ日が、心を静かに整えてくれます。

沖縄本島北部にある「備瀬のフクギ並木」
自然と人々の暮らしがやさしく調和する並木道は、観光地の喧騒とは違う“心の余白”を与えてくれます。

「歩くだけで癒された」「沖縄で一番落ち着いた時間だった」
実際に訪れた人からはそんな声が多く、SNSでも“穴場スポット”としてひそかに人気を集めています。

並木道には地元の小さなお店やカフェが点在し、電動キックボードやレンタサイクルなどアクティビティも充実。
歩くだけではない、自由な過ごし方ができるのも大きな魅力です。

この記事では、うみイチ編集部の視点で「備瀬のフクギ並木」の魅力・歩き方・周辺スポットをわかりやすく紹介します。

備瀬のフクギ並木はこんな方におすすめ

備瀬から望む伊江島と海の風景。青く澄んだ海の向こうに、特徴的な伊江島タッチューが見えている。

▲ フクギ並木を抜けた先に広がる、伊江島と海の絶景。透明感のある海と、ぽこっと浮かぶタッチューのコントラストが印象的です。

備瀬のフクギ並木は「静かに過ごしたい方」にぴったりな癒しスポットです。

沖縄にはにぎやかな観光地が多く、移動中も人であふれています。
そんな中、備瀬は“観光地らしくない”からこそ、逆に魅力が光ります
舗装されていない自然な道、静かな集落、ゆったり流れる時間。
都会の喧騒から離れたいときにこそ選びたい場所です。

たとえば、カップルで並んで歩きながら会話を楽しんだり、ひとりで心を整えるように静かに散策したり。
子連れの家族には少し足場が心配ですが、歩ける年齢なら木陰の道はちょうどよい冒険になります。
観光地の“映えスポット”より、“感じる時間”を大事にしたい人向けです。

誰にも邪魔されず、ゆっくりした時間を味わいたい方にこそ、備瀬のフクギ並木は心からおすすめできる場所です。
特におすすめなのは、自然の景色を写真におさめたい方、SNS投稿を楽しみたい方、沖縄の歴史ある風景にふれたい方、そしてのんびりと癒される旅を求めている方。
賑やかさよりも「静けさ」を楽しめる人にぴったりです。

備瀬のフクギ並木ってどんな場所?

土の道と石垣に囲まれた、備瀬のフクギ並木。昔ながらの集落の風景が静かに残っている。

▲ 舗装されていない土の道、石垣、ゆれるフクギ——
備瀬には、昔ながらの沖縄の風景が今も大切に残されています。

備瀬のフクギ並木は、沖縄の“昔ながらの風景”がそのまま残る場所です。

フクギは、防風林や防潮林として植えられた木で、かつては各家庭の周囲に植えられていました。
備瀬ではこのフクギが集落全体に広がり、自然な並木道となって今も残っています
車通りも少なく、整備されすぎていない風景が、観光地とは違う“リアルな沖縄”を感じさせてくれます。

舗装されていない砂利道、軒先に並ぶシーサー、三線の音が遠くから聞こえるような空気感。
歩くたびに足元がやさしく音を立て、風の音や鳥のさえずりが響く。
そんな穏やかな時間の中に身を置けるのが、備瀬の魅力です。

観光施設やショップが立ち並ぶような場所ではありませんが、その分、“変わらない沖縄”を体験できる、希少なエリアです。

歩き方&移動手段の選び方|ゆるやかに巡るコツ

備瀬の海沿いを走るキックボード。青い海と潮風を感じながら、静かな道を進む体験。

▲ フクギ並木を抜けて海沿いへ。
キックボードで走れば、潮風を感じながらのんびりした沖縄の風景を楽しめます。

備瀬のフクギ並木は、徒歩でも乗り物でも自由に楽しめる“マイペース散策”ができる場所です。

道は狭く車は通れないため、歩くか、地元のレンタルで借りられる電動キックボードや自転車が主な移動手段です。
アスファルトではない土と砂利の道なので、ゆっくり歩くと風景も風もよく感じられます
時間に縛られず自分のペースで進めるのが、ここを最大限楽しむコツです。

備瀬のフクギ並木はキックボード立ち入り禁止エリアもあります

▲ キックボードは爽快に走れるエリアもありますが、一部立ち入り禁止の場所もあるので注意しましょう

カップルや友達同士なら、軽快に動ける電動キックボードがおすすめ。細い道をスイスイ進めて楽しい時間が作れます。
家族連れには、無理のないスピードで走れるレンタサイクルが安心。
徒歩派には、30分~1時間程度で回れるゆるい散歩コースがおすすめです。
歩くことで見えてくる小さなシーサーや、地元の人とのちょっとした会話も旅の思い出になります。

フクギ並木の小道沿いで売られている手作りのシーサー。素朴で表情豊か。

▲ 並木道を歩いていると、ちょこんと並ぶ手作りシーサーに出会えることも。表情も形もひとつひとつ違っていて、お土産にもぴったりです。

備瀬のフクギ並木は、どんな移動手段でも“ゆっくりが正解”
風景を味わいながら、自分に合ったスタイルで巡ることで、心に残る時間が過ごせます。

並木沿いで出会える“地元の味”と小さなお店たち

地元のカフェで販売されている紅芋シェイク。濃い紫色が鮮やかで、南国らしい爽やかさが漂う。

▲ 散策の合間に味わいたい、地元カフェの紅芋シェイク350円。自然な甘みとひんやり感が、歩き疲れた体にうれしいごほうびです。

備瀬のフクギ並木には大きな観光施設はありませんが、地元の方が営む小さなカフェやお店が点在していて、散策の途中に立ち寄るとほっと一息つけます。

フクギ並木周辺のクレープ屋さん。沖縄ならではの黒糖バターや紅芋クレープが人気。

▲ 並木道の途中フクギクレープ屋さん
黒糖バターや紅芋など、沖縄ならではのクレープが味わえるのも魅力です。

観光地ではないからこそ、そこにあるのは“暮らしの延長”にある素朴な味とおもてなし
歩き疲れたときや、静かな空間でゆっくりしたいときに、こうしたお店が旅のリズムを整えてくれます。
沖縄らしい素材や手づくりのスイーツが多く、地元の魅力を“味わう”ことができるのも特徴です。

島バナナがトッピングされた紅芋タルト。紫と黄色の色合いが美しく、南国感たっぷりのスイーツ。

▲ 地元スイーツの人気者、島バナナがのった紅芋タルト。濃厚な紅芋の甘さと、フレッシュなバナナの香りが相性ぴったりです。

たとえば「べにいも屋」では、紅芋タルトや焼き菓子がテイクアウトでき、散策中に片手で楽しめるのが嬉しいポイント。地元の方が手作りしていて、観光地価格ではなく良心的な値段設定もありがたいところ。
並木を歩く中で自然に見つけられるのも、“探す楽しさ”のひとつです。

静かなフクギ並木を歩いたら、ぜひ地元のお店にも立ち寄ってみてください。
その土地の人の温かさを感じられる、特別なひとときになります。

備瀬崎は、知る人ぞ知る人気のシュノーケルスポット!

備瀬崎の穴場シュノーケルエリア。遠浅の海に色とりどりの熱帯魚が泳ぎ、透明な水中にサンゴや岩場が点在している。

▲ 備瀬崎の穴場シュノーケルスポットは、魚がいっぱい!ちょっと珍しい熱帯魚にも出会えます。

備瀬のフクギ並木を抜けた先に広がる「備瀬崎」は、透明度の高い海が魅力のシュノーケルポイントとしても知られています。

遠浅で穏やかな海が広がる備瀬崎周辺は、サンゴや熱帯魚が間近で見られる天然のリーフ
潮の満ち引きによって水位が変わるため、干潮時は足が着く範囲でも十分に観察できます。
準備さえ整えれば、シュノーケル初心者でも気軽に楽しめるのが特徴です。

備瀬崎のシュノーケルポイントすぐ横にある有料駐車場。海の近くに車をとめて、そのままアクセスできる距離感。

▲ 備瀬崎のシュノーケリングポイント目の前にある有料駐車場
クルマで来ても安心で、重い荷物があってもすぐビーチに出られます◎

夏場は特に人気があり、マリンシューズ・ラッシュガード・日焼け対策は必須
満潮時や風の強い日は流れが出やすいため、海に入る前に必ず様子を確認しましょう。
海に入らなくても、浅瀬で魚を探したり、足だけ浸かって涼んだりするのもおすすめです。

備瀬崎のシュノーケルポイント近くにある比嘉商店の有料シャワー。建物の脇にシャワー設備があり、着替えや砂落としに便利。

▲ 備瀬崎で泳いだあとは、比嘉商店の有料シャワーが便利。大人300円・子ども250円で、サッと着替えてそのまま観光へ♪

駐車場(有料)もあり、近くにはシャワーや更衣室も完備されています(こちらも有料)。
観光地というより“地元の人が通う海”という雰囲気があり、静かに海と向き合いたい方にぴったりのスポットです。

備瀬をもっと楽しむ|組み合わせたい周辺スポット

備瀬のフクギ並木を訪れるなら、周辺の観光スポットも一緒に巡ることで、旅の満足度がぐっと高まります。

フクギ並木は散策だけで1~2時間あれば十分に楽しめるため、近隣のスポットと組み合わせることで、より充実したスケジュールが組めます
北部には自然や歴史、グルメなど幅広いジャンルの観光地がそろっており、車での移動もスムーズ。
のんびりペースで回っても、半日〜1日コースが無理なく作れます。

定番はやはり「美ら海水族館」。備瀬から車で10分ほどの距離にあり、大人から子どもまで楽しめる人気施設です。
また、橋を渡って行ける「古宇利島」では絶景ドライブと海カフェを楽しめます。

エメラルドグリーンの海に架かる古宇利大橋。車窓からの絶景が広がる沖縄北部の人気ドライブスポット。
古宇利島 特集記事
映える橋ドライブとハートロック|古宇利島の魅力をくわしく見る

備瀬の静けさに癒された後は、美ら海水族館や古宇利島などの観光地でアクティブに過ごすのもおすすめ。

アクセスと駐車場情報まとめ

備瀬のフクギ並木へは、車でのアクセスが基本で、駐車場情報を事前に押さえておくとスムーズに訪れることができます。

那覇空港からは約2時間、美ら海水族館からは車で約10分という立地で、公共交通機関だけで行くのはやや不便です。

「備瀬フクギ並木」付近に無料の駐車場があります。朝の時間帯や平日は比較的空いていますが、週末や連休中は満車になりますので、基本的には有料駐車場を利用し1回300円が相場で、近くに飲食店やレンタサイクル店も併設されています。

備瀬のフクギ並木をスムーズに楽しむには、レンタカーでのアクセスをおすすめします
事前に情報を押さえておくだけで、到着後のストレスなく散策がスタートできます。

よくある質問|フクギ並木の気になること

備瀬のフクギ並木にはトイレや休憩所はありますか?

フクギ並木道の中にはベンチなどの明確な休憩所はありませんが、木陰が多く、歩きながら自然に涼めます。
トイレは無料駐車場の横に併設されています。

子ども連れでも歩けますか?ベビーカーは使えますか?

土や砂利道が中心のためベビーカーの利用はおすすめできません。歩ける年齢の子どもなら問題なく楽しめます。

食事や買い物はできますか?

並木沿いや周辺には、紅芋スイーツやスムージーのほかに、沖縄そば屋さんやポークたまごのお店などもあります。

雨の日でも楽しめますか?

雨の日のフクギ並木は、しっとりとした幻想的な雰囲気が味わえる貴重なタイミング。
傘をさして歩くこともでき、雨音や濡れた葉の音など、五感で自然を楽しめる静かな時間になります。

まとめ|備瀬のフクギ並木で、ゆっくりとした沖縄時間を

備瀬のフクギ並木で涼む猫ちゃん。木陰でひんやりとした地面に体を預け、ゆったりとした時間が流れている。

▲ フクギ並木で涼む猫ちゃん。
木陰の中、静かにたたずむ姿に、備瀬らしいゆるやかな空気を感じます。

備瀬のフクギ並木は、観光地のにぎわいとは違う「静けさ」と「心の余白」を感じられる、沖縄北部の特別な場所です。
季節や時間帯ごとに移り変わる風景、小さなお店との出会い、自分のペースで歩ける自由さ…。
観光ルートのひとつに加えるだけで、旅の満足度がぐっと深まります。

はじめて訪れる方は、アクセスや駐車場の情報を事前にチェックしておくのがおすすめです。
散策を終えたら、周辺スポットでの観光やグルメも組み合わせて、ぜひ“あなただけの沖縄時間”を楽しんでください。


気ままTRIPのロゴ

「気ままTRIP」は、沖縄の島人(しまんちゅ)と一緒にお届けする観光ガイド。
定番スポットだけでなく、地元の人だからこそ知っている“今のおすすめ”や、旅のヒントをわかりやすく発信しています。

最新情報はこちらからご覧いただけます。
▶︎ 島人更新 沖縄観光ガイド 気ままTRIP TOPページ