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Vol.45 沖縄観光

観光地じゃないのに癒される|北部ドライブで地元の良さが光る「羽地道の駅」

道の駅はねじの外観 すこし古く感じるが趣があってよい
#名護市道の駅はねじ #地鶏はいけい #北部ドライブ #ソーキそば #マンゴー

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この記事で分かること

本記事では沖縄本島北部・名護市にある「羽地道の駅」について、立ち寄りやすい理由や地元グルメ、周辺のおすすめスポットまで、初めての方にもわかりやすくご紹介します。

道の駅 はねじの半額マンゴー
地元フルーツ

南国の香り

半額マンゴーは

見つけたら迷わず即買い!

お得に味わえる、収穫期限定の“半額マンゴー”に出会えることも。見つけたら、すぐカゴへ入れるのが、はねじ駅での鉄則です。

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羽地道の駅=やすらぎドライブ

ミドリのアイコン
ミドリ(うみイチ編集部)
羽地道の駅は、観光地の合間に立ち寄るのにちょうどいい場所。
静かで落ち着ける空気があって、旅のペースをゆるやかにしてくれますよ♪

観光地じゃないのに癒される|北部ドライブで地元の良さが光る「羽地道の駅」

羽地の自然を背景にした『道の駅羽地』の看板。青空に映える清潔感あるデザインが印象的。

▲ 「道の駅羽地」は、地元野菜や特産品が並ぶ人気スポット。シンプルで親しみやすい看板が目印です。

沖縄北部をドライブしていると、ふと「どこか静かで、少しだけ立ち寄れる場所があったら…」と感じる瞬間があります。
羽地道の駅は、そんなときにちょうどいい“地元の日常に寄り添うような”存在です。

観光地のような華やかさやにぎやかさはありません。
けれどここには、地元の人がふらっと買い物に来たり、旅人が静かに息を整えたりする、あたたかい空気が流れています。

今回は、うみイチ編集部の視点から「派手じゃないからこそ心に残る」羽地の駅の魅力をお届けします。

羽地の駅ってどんな場所?地元に愛される素朴な拠点

道の駅羽地の店内。地元産の野菜や特産品、手作りスイーツが整然と並ぶ明るい売り場。

▲ 店内には羽地産の新鮮な野菜や加工品、黒糖やスイーツなど、お土産にもぴったりな商品が豊富にそろっています。

羽地道の駅は、名護市の北部にある小さな道の駅です。
国道58号線沿いにありますが、観光客で混雑することもなく、地元の人たちの日常に溶け込むような道の駅です。

施設の規模はこぢんまりしていますがトイレも清潔で、ドライブの途中に立ち寄るにはじゅうぶんな設備が整っています。
観光地近くの道の駅の様に遊具設備はありませんが、2階には展望スペースがあり、静かな海の風景に癒される人も多いです。

「何もないけど、落ち着ける」。それが羽地の駅の一番の魅力かもしれません。

小腹が空いたらここ!地元食材の軽食でやさしく満たす

道の駅羽地に併設された沖縄そば屋の外観。素朴な雰囲気が残る木造の建物。

▲ 併設の沖縄そば屋では、かつおだしが香る昔ながらの一杯が楽しめます。おばぁの手づくりに癒される、本物の味わいです。

軟骨ソーキ・三枚肉・てびちがすべてのった、道の駅羽地の沖縄そば『我那覇そば』。具だくさんで満足感たっぷりの一杯。

▲ 軟骨ソーキ・三枚肉・てびちがすべて味わえる贅沢な「我那覇そば」。かつおだしとおばぁの手作りが染みわたる、地元で愛される一杯です。

ジューシーなアグー豚のハンバーグがのったロコモコプレート。たっぷりのグレービーソースと目玉焼きが食欲をそそる。

▲ 旨みたっぷりのアグー豚ハンバーグが主役のロコモコ。濃厚なソースととろ~り目玉焼きが相性抜群で、小腹満たしにもぴったりです。

羽地の駅では、食事はもちろん、おやつ感覚で軽食も楽しめます。
特におすすめなのが、元祖ソーキそばやアグーのロコモコです。

具だくさんのタコスが並ぶプレート。サクッと香ばしい皮とピリ辛のミートが相性抜群。

▲ サクッと軽い食感のタコスは、小腹を満たしたいときにぴったり。ピリ辛ミートと新鮮野菜が食欲をそそります。

メニューは多くないものの、一品一品が丁寧に作られていて、ドライブ途中にやさしく体を温めてくれます。
さらに、沖縄らしい黒糖やシークヮーサーを使ったソフトクリームやスイーツ類も人気。暑い日のひと休みにぴったりです。

「がっつり食事」というより、「ちょっとつまんでリフレッシュ」したい人に向いています。
シンプルだけど、確かな満足感。それが羽地の軽食スタイルです。

観光地土産とはひと味違う、道の駅はねじ

店頭に並ぶ完熟マンゴー。鮮やかなオレンジ色と甘い香りが漂う沖縄の旬の味覚。

▲ 夏限定の完熟マンゴーは、地元農家から直送された旬の味。とろけるような甘さと濃厚な香りが魅力です。

やんばる産の島バナナが店頭に並ぶ様子。小ぶりながらも甘みが凝縮された沖縄ならではのフルーツ。

▲ やんばる育ちの「島バナナ」は、甘さがギュッと詰まった素朴なおいしさ。収穫量が少なく、出会えたらラッキーなご当地フルーツです。

食べごろの熟したマンゴーが半額で販売されている様子。旅行中でも気軽に味わえる自分用マンゴー。

▲ 完熟で今すぐ食べごろの「自分用マンゴー」は、お得な半額価格。旅行中にその場で味わえる贅沢フルーツです。

羽地の駅のお土産コーナーには、大きな観光土産はありません。
その代わり、地元の暮らしに根ざした小さな“いいもの”がたくさん並んでいます。

冷えてもおいしい羽地鶏ハイケイ。しっかりした歯ごたえと旨みが詰まった大人向けのおつまみ。

▲ 噛むほどに旨みが広がる羽地鶏ハイケイは、冷えてもおいしいのが魅力。ホテルでの晩酌にもぴったりな、お父さんに喜ばれる一品です。

羽地米、地元卵、旬の野菜などの生鮮品をはじめ、泡盛や地元のお菓子、ジャムやドレッシングなどの加工品が揃っています。
サイズも価格も手ごろなものが多く、「旅のついでに少しだけ買って帰りたい」という人にぴったりです。

ゴツゴツとした形が特徴の手作りサーターアンダギー。地元の方が丁寧に揚げた素朴なおやつ。

▲ 地元の方が手作りするサーターアンダギーは、ゴツゴツとした大きめサイズが特徴。外はカリッと中はふんわりの、昔ながらの沖縄スイーツです。

観光地で大量に売られているものよりも、「その土地らしさ」を感じる一品に出会えるのが、この場所の魅力。
気取らず、気軽に、手に取ってみたくなるものがここにはあります。

行きにも帰りにも、ちょうど寄りやすい「やんばるの中継ポイント」

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ミドリ(うみイチ編集部)
古宇利島や美ら海水族館の行き帰りに、羽地の駅でひと休みするのがちょうどいいんです🌿

羽地の駅は、やんばるエリアのホテルに滞在する方にとって、旅の行き帰りどちらにも立ち寄りやすい立地が魅力です。

古宇利島や今帰仁方面へ向かうときはもちろん、美ら海水族館からホテルに戻るルートの途中にも自然と通る場所にあり、ドライブ中のちょっとした休憩や軽食にぴったり。

エメラルドグリーンの海に架かる古宇利大橋。車窓からの絶景が広がる沖縄北部の人気ドライブスポット。
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人気の「許田道の駅」に比べて混雑が少なく、静かで落ち着いた雰囲気も嬉しいポイント。
トイレ・軽食・おみやげチェックまで、短時間で“ちょうどよく”こなせる使い勝手のよさがあります。

名護市にある許田の道の駅。特産品やグルメが楽しめる人気の立ち寄りスポット
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「ホテル出発前にちょっと立ち寄って腹ごしらえ」や「帰り道でドリンクとおやつをゲット」など、旅の呼吸を整える“中継ステーション”として羽地の駅はおすすめです。

シークヮーサーパークで楽しめるドリンク体験

大宜味村のシークワーサーパーク名物。蛇口をひねるとシークワーサージュースが流れ出る体験コーナー。

▲ 大宜味村の「シークワーサーパーク」では、蛇口から流れるシークワーサージュースをその場で楽しめます。すっきり爽やかな酸味がクセになる、人気の体験スポットです。

パークに入るとすぐ、人気の「魔法の蛇口」からシークヮーサージュースが出てくる体験ができます。「すっきりして飲みやすい」と好評。子どもも大人も笑顔になります。

シークワーサーパークで販売されている初絞りの果汁。フレッシュな酸味と香りが瓶に詰まった一品。

▲ 旬の時期に収穫・加工された「初絞りシークワーサー果汁」は、香りも酸味も格別。おみやげにも料理のアクセントにもおすすめです。

シークワーサーの果皮と果汁を使った手作りジャム。爽やかな甘酸っぱさが広がる人気のおみやげ。

▲ シークワーサーの果皮と果汁をぎゅっと閉じ込めた手作りジャム。トーストはもちろん、ヨーグルトやスイーツのトッピングにもぴったりです。

「柑橘の香りが爽やか」「ストレートの原液は酸味が強いので水や炭酸水で割るとおすすめ」といった声が多数。特に青切り果汁100%ジュースは酸味と苦味のバランスが絶妙で、炭酸割やウォーター割りでリフレッシュに最適との感想が目立ちます。

工場内に山積みにされた大量のシークワーサー。収穫されたばかりの果実が加工を待っている様子。

▲ 収穫されたばかりのシークワーサーが、山のように積まれて工場に運ばれてきます。地域の恵みをそのまま商品に活かす、旬の風景です。

シークワーサー加工工場の製造機器。搾汁や加熱処理に使われる衛生的な設備。

▲ こちらはシークワーサーの搾汁や加工に使われる工場内の設備。地域の特産品づくりを支える、清潔で本格的な機器がそろっています。

シーズン中は稼働中の工場を見ながら説明してもらえるのがポイント。
工場が稼働していない時期(9月〜12月以外)は、動画によるわかりやすいガイドが用意されています。

実際に果汁を味わい、違いを知る体験は、単なる観光を超えて“記憶に残るひととき”になります。

おわりに|「なんでもない時間」が、あとで一番思い出になる

おばぁ手作りのサーターアンダギー。素朴な味わいと大きめサイズが魅力の沖縄定番スイーツ。

▲ 移動時間の長くなる北部ドライブの途中には、おばぁ手作りのサーターアンダギーがぴったり。

羽地道の駅には、大きなアクティビティもSNS映えする派手な施設もありません。
けれど、静かな空気と地元のやさしさに包まれて、ふと深呼吸したくなるような“間”があります。

旅をしていると、目的地ばかりを追いかけがちですが、途中で感じた「ちょっといい時間」こそがあとで思い出になったりします。

羽地の駅は、まさにそんな場所。
次に沖縄北部を訪れるときには、観光の合間にふらっと立ち寄って、旅のペースを整えてみてください


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