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Vol.64 沖縄観光

沖縄・浜比嘉島|祈りの地でめぐるパワースポットと塩作り体験

浜比嘉島・シルミチューの鳥居。比嘉集落の外れにある小高い参道の入口で、この先の石段を登ると創世神をまつる洞窟の拝所へ続く。
#浜比嘉島 #海中道路 #浜比嘉大橋 #パワースポット #アマミチュー #シルミチュー #島塩作り体験 #うるま市 #ビーチ散歩

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この記事で分かること

沖縄本島・うるま市にある小さな離島、浜比嘉島(はまひがじま)。海中道路の先にあり、“神の島”と呼ばれるほど祈りと自然が調和する特別な場所です。ドライブで気軽に訪れながら、アマミチュー・シルミチューといったパワースポットや、名物の島塩体験を楽しめるのが魅力。静けさと癒しに包まれた半日旅を、初心者にもわかりやすく紹介します。

浜比嘉島の塩作り体験で仕上げた塩の小瓶と塩むすび。白い結晶とおにぎりが並び、素材のうま味を感じさせる素朴な雰囲気。
おすすめスポット

うるま市・浜比嘉島

島塩作り体験

売店の塩おにぎり絶品

浜比嘉島の塩作り体験では、海水が塩になる仕組みを聞きながら、自分だけの塩を仕上げていきます。出来た塩は小瓶に入れて持ち帰れますので、家族旅行やカップル旅の「ちょっと特別な思い出」にぴったり!

\このページの内容/

ミドリのアイコン
ミドリ(うみイチ編集部)
海中道路を渡った先に、こんなに静かで穏やかな島があるなんて…。浜比嘉島って、まさに“祈りの島”って感じがしますね🌿
浜比嘉大橋から望む浜比嘉島。青い海の上に集落と緑が広がり、静かな島の雰囲気が一望できる。

▲ 浜比嘉大橋から見た浜比嘉島。青い海と集落の素朴な景色が広がります。

沖縄本島・うるま市の海中道路の先、車で渡れる浜比嘉島は、海風がやわらかく通り抜ける静かな離島です。小さな集落が点在し、赤瓦や石垣の景色が今も残る「暮らしのある島」。観光地化されすぎていない素朴さが魅力です。

浜比嘉島の海辺に点在する拝み所。青い海を前に、石造りの祈りの場所がいくつも並び、島の人々の信仰の深さを感じさせる。

▲ 浜比嘉島の海沿いには、拝み所がいくつも点在しています。青い海を前にした祈りの風景は、この島ならではの光景です。

島内には、古くから大切にされてきた拝所や祈りの場所が点在し、落ち着いた雰囲気の中でパワースポット巡りも楽しめます。また、海を眺めながらのドライブや、昔ながらの塩づくり体験、やさしい味わいの食堂・カフェなど、半日でも島の魅力をぎゅっと感じられます。

浜比嘉島の海に広がるもずく養殖ネット。透明度の高い海に網が整然と並び、島ならではの素朴な漁の風景が広がっている。

▲ 浜比嘉島はもずく漁がとても盛ん。透明度の高い海にもずくの網が広がる、観光地化されすぎていない沖縄ローカルの風景です。

本記事では、初心者でも迷わない回り方や、外さない見どころ、観光スポットとして島塩体験をまとめてご紹介。家族連れ・カップル・友だち旅、どんな旅行スタイルでもゆったり過ごせる「浜比嘉島の楽しみ方」をお届けします。

浜比嘉島ってどんな島?

浜比嘉島に渡ってすぐの駐車場から見える海の風景。透明度の高い青い海が広がり、島らしい静かな雰囲気が感じられる。

▲ 浜比嘉島に渡った直後の駐車場から見える海。透明度の高い青い海と、観光地化されすぎていない島らしい静けさが広がります。

浜比嘉島(はまひがじま)は、沖縄本島の東側にある小さな離島で、車で本島から海中道路を通ってまず平安座島(へんざじま)へ渡り、そこから浜比嘉大橋を進むと到着します。面積は約2km²とコンパクトながら、集落には昔ながらの赤瓦や石垣の景観が残り、沖縄らしい暮らしの姿にふれることができます。

浜比嘉島・東海岸の小島アマンジ。岩屋の洞窟が神聖視され、神話ゆかりの〈アマミチューの墓〉が祀られた聖地です。

▲ 浜比嘉島の東海岸にある小島〈アマンジ〉。神話の祖神を祀るアマミチューの墓のある聖地として知られています。

島が特に知られているのは、琉球神話に登場する祖神・アマミチューとシルミチューのゆかりの地であること。創世の神々にまつわる霊場や拝所が島内に点在し、現在も地域の行事や祈りの文化と結びついています。その背景を知ると、浜比嘉島が「祈りの地」と呼ばれる理由がより深く理解できます。

浜比嘉島の集落周辺で見られる島バナナの木。道のそばに自然に生えており、南国らしい素朴な島の風景が広がっている。

▲ 浜比嘉島では、島バナナの木が集落のそばに自然と生える沖縄らしい素朴な島の風景です。

観光地として整備されすぎていない分、島の歴史や信仰が日常の中に自然と溶け込み、訪れる人に独特の落ち着きを感じさせてくれます。見どころは点在していますが、どれも距離が近く、短い滞在でも島のストーリーをたどりやすいのが魅力です。

浜比嘉島の見どころスポットBEST5

平安座島から浜比嘉島へと続く浜比嘉大橋。浅瀬の海の上にまっすぐ伸び、海中道路の先にある小さな島へ渡る道になっている。

▲ 平安座島と浜比嘉島を結ぶ浜比嘉大橋。海中道路を進んだ先で、祈りの島へとつながる一本の橋

浜比嘉島へ向かう道中では、浅瀬の海の上を走る浜比嘉大橋のドライブも大きな魅力のひとつ。橋を渡ったあとは、島ならではの祈りの場所やビーチ、塩作り体験などを組み合わせてめぐると、浜比嘉らしさをぎゅっと味わえます。

アマミチューの墓(海辺の祈りの場)

浜比嘉島の東側に浮かぶアマンジと呼ばれる小島。海の上に伸びる道の先に、琉球の祖神アマミチューを祀る墓がある。

▲ 浜比嘉島の東側に浮かぶアマミチューの墓がある小島「アマンジ」。海の上を歩いて向かえる、祈りの島ならではの風景です。

岩の島のまわりを海が囲み、海上の遊歩道がアマミチューの墓へと続いている。
アマンジの岩場の横を歩いてアマミチューの墓が祀られる場所へ向かいます。
アマミチューの墓へと続く小さな階段。岩場に沿って石段がのび、祈りの場へ静かに上っていく。
小さな石段を上がると、アマミチューの墓が祀られる祈りの場へと続きます。
洞穴の中に祀られたアマミチューの墓。石垣に囲まれた拝所と香炉台があり、地元の人々が大切に守ってきた聖なる場所。
洞穴の中にはアマミチューの墓が祀られています。参拝の際は静かに手を合わせ、撮影マナーにも配慮しましょう。

島の東側の小島〈アマンジ〉に祀られた霊場で、琉球神話の祖神・アマミチューをまつる場所とされています。波の音だけが響く静かな空間で、今も地域の祭祀が行われる大切な拝所です。見学の際は、私語を控え、島の方の祈りの場であることを意識して静かに手を合わせましょう。

シルミチュー霊場(森の中の御嶽)

108段の階段を上りきった先に立つシルミチュー霊場の鳥居。森に囲まれた静かな空間に祈りの場が広がっている。

▲ シルミチュー霊場の鳥居。108段の階段をのぼった先にある、浜比嘉島を代表する祈りのスポットです。

シルミチュー公園の広い駐車場。平らなスペースが広がり、普通車でも停めやすい。
手前のシルミチュー公園には広い駐車場があり、ここから歩いて霊場へ向かいます。
シルミチュー霊場へ向かう遊歩道。木々に囲まれた道がなだらかに続いており、足元も歩きやすく整備されている。
駐車場からは、木陰の整備された遊歩道を通って鳥居へ。小さなお子さま連れでも歩きやすい道です。
シルミチュー霊場の階段下に立つ鳥居。ここから煩悩の数といわれる108段の石段が森の中へと続いている。
階段下の鳥居から、煩悩の数といわれる108段の石段がスタート。無理のないペースでゆっくり登りましょう。
シルミチュー霊場の拝所。洞窟状の岩の前に拝む場所があり、沖縄独特の祈りの雰囲気がただよっている。
階段を登りきると、洞窟前の拝所に到着。中には入れないため、柵の外から静かに手を合わせましょう。

アマミチューの妻神・シルミチューを祀るとされる御嶽(うたき)で、石段を上った先の洞窟が信仰の場になっています。現在は洞内への立ち入りは禁止ですが、参道からでも神聖な空気が感じられます。木漏れ日が差し込む参道は、静かなパワースポットとして人気で、祈りの島らしい雰囲気を体感できます。

浜比嘉ビーチ(橋のすぐ先の絶景スポット)

浜比嘉ビーチの白い砂浜と透明度の高い海。波打ち際で足先だけ海につけてのんびり過ごせる、穏やかな雰囲気の浜辺。

▲ 浜比嘉ビーチは、足元だけ海につけてのんびりできる静かな浜。透明度の高い海とやわらかな砂浜が広がります。

浜比嘉ビーチの入口。島らしい雰囲気の先にビーチが広がり、目の前には無料駐車場が整備されている。
浜比嘉ビーチの入口には無料駐車場があり、車を停めてすぐに島らしい雰囲気のビーチへ出られます。
浜比嘉ビーチの入口近くにある拝み所。海を前に静かに祈りをささげられる、小さな祈りの空間。
ビーチ入口のそばには、海に向かって手を合わせる拝み所も。祈りの島らしい風景がここにも残っています。
浜比嘉ビーチ前のマリンショップ。バナナボートなどのマリンスポーツが楽しめ、シャワー設備も整っている。
ビーチ前のマリンショップでは、バナナボートなどのマリンスポーツも体験OK。シャワー付きで遊んだあとも安心です。
浜比嘉ビーチ前にあるもずく屋さん。全国発送も行っている浜比嘉産のご当地もずくが並んでいる。
浜比嘉ビーチの目の前には、浜比嘉産のご当地もずくを扱うお店も。全国発送ができるので、お土産にもぴったりです。

浜比嘉大橋を渡ってすぐ左手に広がるビーチで、白い砂浜と透明度の高い海が出迎えてくれます。島の玄関口のような場所で、ドライブの途中に立ち寄って足元だけ海につけてリフレッシュするのにもぴったり。駐車場やトイレ、シャワーも整っており、短時間でも快適に過ごせます。

塩作り体験(島塩の工房で学ぶ)

浜比嘉島にある高江洲製塩所の塩づくり体験料金表。大人は1人2,500円と案内されている。

▲ 浜比嘉島・高江洲製塩所の塩づくり体験。大人は1人2,500円で、島塩づくりをじっくり体験できます。

浜比嘉島では、昔ながらの製法を受け継ぐ塩工房で、塩作りの見学や体験ができます。海水をじっくり煮詰めて仕上げる“島塩”は、まろやかな塩味とミネラル感が特徴。自分で仕上げた塩は小瓶で持ち帰ることができ、旅の思い出にもぴったりです。

クバクマの浜(塩工房そばの隠れビーチ)

高江洲製塩所の裏手に広がるクバクマの浜。透き通ったエメラルドグリーンの海と白い砂浜がひっそりと広がっている。

▲ 高江洲製塩所の目の前にあるクバクマの浜。人が少なく、透き通った海を静かに眺められる隠れたビーチです。

エメラルドグリーンの海が広がる「隠れた名ビーチ」です。観光客は少なく、波もおだやかなので、景色を眺めながら静かに過ごしたい方に向いています。ただし、塩工場が休みの土日などは敷地内に入れないので、立ち寄りたい場合は平日や営業日を選ぶのがおすすめです。

製塩工房で楽しむ塩づくり体験

浜比嘉島の高江洲製塩所で、スタッフが参加者の塩づくりを丁寧にサポートしている様子。海水の濃縮工程や仕上げ方をやさしく教えてくれる。

▲ 塩づくり体験では、スタッフさんが工程を丁寧に教えてくれるので安心。海水の濃縮から仕上げまでやさしくサポートしてくれ、初めてでも楽しく体験できます。

浜比嘉島では、島の海水を使った塩づくり体験が人気です。高江洲製塩所では、昔ながらの知恵を生かしつつ、現代の設備と合わせた「島塩」が作られており、体験ではその工程をしっかり教えてもらえます。

浜比嘉島の高江洲製塩所で行われている流下式塩田。竹樋を流れる海水を循環させながら濃縮し、塩作りに欠かせない高濃度の海水へ仕上げている工程。

▲ 高江洲製塩所では、竹樋を通して海水を循環させる流下式塩田で濃縮を行います。海風と太陽を生かし、塩作りの第一歩となる高濃度の海水をゆっくり仕上げる伝統的な工程です。

体験のスタートは、海水の濃度を高める循環濃縮のしくみから。採れたての海水(約4%の塩分濃度)を竹木の装置に流し、タンクで循環させ戻してはまた垂らし……を繰り返すことで、濃度を24%前後まで高めていきます。 この濃縮にかかる時間は季節によって異なり、夏は約3時間半・冬は約1時間半が目安です。

高江洲製塩所で、濃縮した海水を火にかけてかき混ぜながら蒸発させている工程。ゆっくり水分を飛ばし、塩の結晶を仕上げていく様子。

▲ 濃縮した海水を火にかけ、ゆっくりかき混ぜながら蒸発させていく工程。水分が減るほど香りが変わり、塩の粒が少しずつ姿を見せ始めます。

また、沖縄では短時間の豪雨「かたぶい」が多いため、体験前には“雨との付き合い方”のお話も。雨が混ざると海水に不純物が入ってしまうため、スタッフさんは常に雨雲レーダーをチェックし、怪しい時は海水をタンクへ避難させるそうです。島の気候ならではの工夫が知れるのも、この体験の魅力です。

高江洲製塩所で、加熱しながら水分が抜けて塩が白く結晶化してきた工程。へらで混ぜると、ふわっと固まりが見えてくる仕上げの段階。

▲ 火にかけた海水の水分が抜け、塩の結晶がふわっと立ち上がってくる仕上げの段階。混ぜるほど白さが増していき、完成が近づくのを実感できます。

濃縮された海水は工房内のガス火でゆっくり温められ、白く細かな結晶になっていきます。

塩作り体験の時は、カセットコンロを使い、スタッフの方が火加減のコツや仕上がりの見極め方を教えてくれるので、初めてでも安心。自分で仕上げた塩は、小瓶に入れてそのままお土産にできます。

高江洲製塩所で仕上がった塩を、好きな小瓶に詰めて持ち帰る工程。自分だけの“島塩”が作れる体験の仕上げ。

▲ 仕上がった島塩は、好きな小瓶に詰めて持ち帰りOK。自分だけの“オリジナル塩”が作れる、体験の楽しいラスト工程です。

高江洲製塩所で、スタッフが写真を撮ってくれるサービスつきの塩づくり体験。子どもでも飽きずに楽しめる、やさしい雰囲気の体験風景。

▲ 写真サービスもあり、家族の思い出づくりにぴったり。工程はやさしく教えてくれるので、子どもでも飽きずに楽しめます

高江洲製塩所の売店で提供される名物の塩むすび。島塩のやさしい味が引き立つ、できたてのおにぎり。

▲ 売店の名物塩むすびは、島塩のうま味がしっかり感じられる絶品。体験後にぜひ食べたい素朴なおいしさです。

体験後は、工房の売店で味わえる島塩のおにぎりもぜひ。ふっくら炊いた白米に島塩のやさしい甘さが広がり、シンプルなのに「また食べたい」と思える味。塩づくりの背景を知ったあとに食べるおにぎりは、格別です。

丸吉食品のローカルグルメ

浜比嘉島で人気のローカル食堂・丸吉食品の定食メニュー。もずくや魚料理が並び、島の素朴な味が楽しめる。

▲ 浜比嘉島のローカル食堂丸吉食品。もずく料理や魚の定食など、島の素朴でおいしい家庭の味が楽しめます。

浜比嘉島でローカル感あふれる食事を楽しみたいなら、島の入口近くにある丸吉食品(まるよし)がおすすめ。漁港のすぐそばにあり、昔ながらの雰囲気が残る “島の食堂兼お惣菜屋さん” です。観光地化されていない素朴な空気が心地よく、島の暮らしを感じながら食事ができます。

浜比嘉島の丸吉食品で提供される揚げたてのもずくコロッケ。外はサクッと、中はもずくの旨味が広がる人気メニュー。

▲ 丸吉食品のもずくコロッケは、外はサクッと中はふんわり。もずくの旨味がじゅわっと広がる、揚げたてアツアツの人気メニューです。

お店の人気メニューは、浜比嘉島名物のもずく料理。外はサクッ、中はもちっとしたもずくコロッケや、カニの旨みが広がるカニ天ぷらなど、島塩と相性ばつぐんの揚げ物が並びます。港のすぐ目の前で、作りたてのローカル料理を気軽に食べられるのが魅力です。

浜比嘉島の丸吉食品で提供されるイカスミ定食。店前のベンチで島風に吹かれながらいただける、素朴でおいしい島ごはん。

▲ 丸吉食品のイカスミ定食は、コク深い味わいが魅力。店前のベンチでのんびり島風にあたりながら食べると、いっそうおいしく感じられます。

朝ごはんや昼食には、素朴でボリュームのあるイカスミ定食や、島の家庭料理をセットにした定食も人気。漁港から吹く潮風を感じながら食べるローカル飯は、気取らないのに記憶に残るおいしさです。

浜比嘉島の丸吉食品で提供される人気のカニてんぷら定食。揚げたてのカニの旨味が広がり、沖縄らしい素朴な定食スタイルで楽しめる。

▲ 丸吉食品のカニてんぷらは、揚げたてサクサクでビールが欲しくなる味。沖縄らしいローカル定食がそろい、島気分でお腹も心も満たされます。

丸吉食品の前に広がる漁港では、浜比嘉島の特産であるもずくの出荷風景が見られることも。透明度の高い海で育ったもずくは、太さと食感がしっかりしていて、全国へ発送されるほど品質が高いことで知られています。島の日常をそっと覗ける、貴重なローカルスポットです。

島らしい雰囲気を味わいたい方、観光地価格ではなく“地元の味”を楽しみたい方にとって、丸吉食品はまさにぴったり。どのメニューも飾らないおいしさで、浜比嘉島のゆったりした空気といっしょに楽しめます。

海中道路の先で楽しむ“塩と祈り”ドライブコース

海中道路の先には、車で気軽に巡れる離島がいくつもつながっています。海を眺めながら休憩して、パワースポットと塩工場、そして浜比嘉島のローカルごはんまで楽しめる、小さなドライブコースの流れをまとめました。

海中道路でひと休み
スタート/うるま市・海中道路
海中道路沿いの駐車場エリアと橋の景色。休憩スポットや撮影ポイントがまとまっているドライブエリア。
海中道路 特集
海の駅・休憩スポット・撮影ポイントまで、海中道路の詳しい楽しみ方

沖縄本島から車で東へ走り、海の上をまっすぐ伸びる海中道路へ。両側に浅瀬の海が広がり、ドライブの気分が一気に高まります。

宮城島の絶景スポット
次の立ち寄り/宮城島
宮城島の高台から見下ろす海の景色。果報バンタ周辺の絶景と、ゆったり走れる島の道。
宮城島ドライブ
果報バンタだけでなく、塩ファクトリーもまとめてチェック

海中道路を渡った先の宮城島では、絶景スポットとして知られる果報バンタ(カフウバンタ)へ。高台からエメラルドグリーンの海を見下ろす景色が絶景。

浜比嘉島は祈りの場
ゴール/浜比嘉島

海中道路の先、浜比嘉大橋を渡ると“祈りの島”として知られる浜比嘉島へ。アマミチューの墓やシルミチュー霊場など、静かなパワースポットをめぐりながら島時間を感じたあとは、島の塩工房で作られた塩を使った塩おにぎりでほっと一息。ドライブの締めくくりにぴったりのご褒美です。

浜比嘉島の口コミ・レビュー

ミドリのアイコン
ミドリ(うみイチ編集部)
浜比嘉島って、派手さはないんですけど「じんわり好きになる」って声が多いんです。いいところも、ちょっと気をつけたいポイントも、リアルな口コミを集めてみました🌿
30代カップル 2024年5月訪問
★★★★★
静かな祈りの島でゆったりデート

海中道路を抜けて浜比嘉島に入ると、空気がやわらかく感じました。観光地というより「暮らしのある島」。静かな時間を楽しみたいカップルにぴったりです。

#カップル#パワースポット#ゆったり
40代家族連れ 2023年8月訪問
★★★★☆
小学生の子どもと半日ドライブにちょうどいい

道が走りやすく、浜比嘉ビーチは遠浅で足だけ海につける遊びに最適。売店や監視員はないので、軽く遊びたい家族向けです。

#家族連れ#ビーチ#半日ドライブ
20代女子旅 2024年3月訪問
★★★★★
塩づくり体験が予想以上におもしろい

海水の濃度の話や「かたぶい」など学び多め。自分で仕上げた塩を持ち帰れて、その場だけで終わらない体験でした。

#体験プラン#島塩#学びになる
30代夫婦 2023年11月訪問
★★★☆☆
食事どころは事前チェック必須

昼すぎは閉店している店も多く、選択肢も少なめ。コンビニがないので、飲み物や軽食は持参が安心です。

#注意点#飲食情報#事前準備
20代ひとり旅 2024年2月訪問
★★★★★
丸吉食品のもずく天とイカスミ汁が忘れられない

地元の人が普段使いする食堂の雰囲気が良く、揚げたてもずくが絶品。港を眺めながらのローカルごはんが旅のハイライトでした。

#ローカルグルメ#もずく#イカスミ汁
50代夫婦 2022年12月訪問
★★★★☆
“信仰の場”と意識すると過ごしやすい

拝所は今も地元の方の祈りの場。大声で話す人もいて少し落ち着かない時もあり、静かに巡りたい人向けの島だと思います。

#マナー#落ち着いた雰囲気#大人向け
大学生グループ 2023年9月訪問
★★★★☆
テンション高めには少し静かめの島

ドライブは最高でしたが、遊び場は少なめ。のんびり散歩や写真メインのゆるい過ごし方に向いています。

#友だち旅#ドライブ#静かな島
30代カメラ好き 2024年1月訪問
★★★★★
朝の光が柔らかくて撮りやすい

浜比嘉大橋〜ビーチの朝散歩が最高。人も少なく、海と空の色がやさしいトーンで写真好きにはたまらない環境でした。

#写真好き#朝活#集落散歩
60代の親と旅行 2022年10月訪問
★★★☆☆
階段が多い場所は負担あり

車でゆるく島を回れるのは安心。ただ、霊場は階段が多め。無理せず行ける範囲だけ楽しむのが良いと思います。

#シニア旅#段差多め#車で観光
リピーター 2024年6月訪問
★★★★★
派手さはないけれど癖になる島

塩づくり体験、丸吉食品、静かな集落散歩など、回数を重ねるごとに発見が増える島。落ち着いて過ごしたい人に合います。

#リピーター#島時間#静かな観光地

まとめ|静かな海と祈りに癒される島旅

浜比嘉島のシーサー。やさしく微笑む表情が印象的で、島らしい雰囲気を感じられる守り神。

▲ 塩工房で販売されているオリジナルシーサー

浜比嘉島は、海中道路を抜けた先に広がる“祈りの島”。派手な観光地ではありませんが、静けさと海の美しさ、そして人々の暮らしが調和する特別な場所です。ドライブで気軽に行ける距離にありながら、心がすっと整う体験が待っています。

次の沖縄旅では、ぜひ「浜比嘉島ドライブ」でパワースポットと島塩体験を組み合わせた小さな島旅を楽しんでみてください。きっと、穏やかな海風と祈りの空気が、旅の記憶にやさしく残るはずです。


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