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Vol.35 沖縄観光

海中道路・うるま市|窓一面の海ランチと周辺離島の絶景ドライブ

うるま市の人気観光スポット海中道路の赤い橋と青い海
#海中道路 #うるま市 #沖縄ドライブ #伊計島 #浜比嘉島 #宮城島 #海見えカフェ #あやはし館 #絶景スポット

島人発信!沖縄観光ガイド|うみイチ公式
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この記事で分かること

東海岸・うるま市海中道路へ。窓一面の海ランチで寄り道しつつ、伊計島・浜比嘉島・宮城島などを結ぶ絶景ドライブルートを解説。アクセス・駐車場・所要時間をサクッと確認。

あやはし館内・海中茶屋の『特製冷やしもずくそば』。透きとおる出汁にもずくが絡む、夏にうれしい一杯。
期間限定

海中道路ドライブの寄り道は

“窓一面の海ランチ”

海中茶屋の名物をぜひ

あやはし館内〈海中茶屋〉の特製冷やしもずくそばは、すっきり出汁にもずくの旨みが広がる名物。
オーシャンビューの席でのんびり味わえる、期間限定のごほうびメニューです。

\ページの内容/

メブキのアイコン
メブキ(うみイチ編集部)
最初「東海岸は遠いかな…」と思っていましたが、海の上をまっすぐ走る気持ちよさと、島をめぐる楽しさで、行って良かった!と感じました。

\海の上を走る一直線の道──うるま市・海中道路/

沖縄旅行といえば西海岸が定番ですが、東海岸の海中道路は那覇から約1時間で行ける絶景ドライブコース。左右に広がる青い海を眺めながら走れる人気のルートです。

あやはし館前の歩道橋から望む海中道路と両側に広がる青い海

▲ あやはし館前の歩道橋からの眺め。
まっすぐ伸びる海中道路と両側の青い海が広がる絶景で、朝日がきれいに見えるビュースポットとしても人気です。

道の先には伊計島・浜比嘉島・宮城島・平安座島など、個性のちがう島々。短時間でも「島めぐり気分」を味わえます。

本記事では、海中道路の楽しみ方にしぼって、アクセス・駐車場・所要時間の基本と、海が見えるランチに寄れる小さな寄り道のヒントをまとめました。

「行く価値ある?」と迷っている方へ。海と道が近いこの場所なら、ドライブだけでも満足度は高め。予定に合わせて、気軽に組み込んでみてください。

うるま市「海中道路」ってどんな場所?

海中道路の青い海を前にマリンアクティビティを楽しむ様子

▲ 海中道路はマリンアクティビティも楽しめる東海岸の人気エリア(事前予約推奨)。

沖縄うるま市の海中道路は、海の上をまっすぐ走る爽快なドライブルート。那覇空港から車で約1時間〜1時間半、全長約5kmの直線道路で、道幅が広くカーブも少ないためレンタカー初心者でも走りやすいのが特長です。通行は無料で、途中には休憩に便利な「海の駅あやはし館」もあります。

海の駅あやはし館の外観。海中道路ドライブの休憩拠点

▲ 海の駅あやはし館。ランチ・お土産・休憩・トイレに便利な拠点です。

海の駅あやはし館の館内にある海が見えるカフェの外観

▲ あやはし館内には編集部おすすめのランチスポット「海中茶屋」※記事後半で紹介します

海中道路は4つの島へとつなぐ道。玄関口の平安座島を経由して、浜比嘉島・宮城島・伊計島へ車で渡れます。3島はそれぞれ、絶景の展望・のんびりビーチ・パワースポットまで奥が深い、車で渡れるドライブ離島を気軽に満喫できます。

\ 海中道路を走る車窓からの景色 /

海中道路展望台から望むコバルトブルーの海と一直線の道路

▲ 展望台からの海と道。潮位や時間帯で景色の表情が変わります。

編集部の取材時は、窓を開けると海風と潮の香りがすっと入り、「沖縄に来た」と実感。干潮は白い砂地、夕方はオレンジの光が差し込み、時間帯で表情が変わるのも魅力でした。

遠浅の海中道路周辺。満潮時は青のグラデーションがより美しく見える海の景色

▲ 海中道路周辺は遠浅のため、干潮時は砂地が広がりやすいエリア。 青のグラデーションを楽しみたいなら、満潮前後の時間帯がおすすめです。

海中道路から望む青い海のグラデーションと一直線の道

▲ 満潮時は青のグラデーションが美しい海中道路。小休憩しやすい駐車スペースも点在。

通り抜けるだけではもったいないスポット。次章では、限られた時間でも回しやすい周辺離島モデルコースをご紹介します。

海中道路×離島ドライブの楽しみ方

ミドリのアイコン
ミドリ(うみイチ編集部)
海中道路へ行くなら、その先の離島観光も先に決めておくのが良いですよ🌿

🌊 泳ぐ派さんにぴったり|伊計ビーチで海あそび&宮城島で絶景

① 海中道路|導入&準備
所要目安:30分〜60分

まずは海中道路の爽快ドライブで景色を満喫。海の駅(あやはし館)でトイレ・売店・情報チェックを済ませ、泳ぎに備えて休憩しておくとスムーズです。

② 伊計島|伊計ビーチで泳ぐ
滞在目安:120〜180分
伊計ビーチの透き通る海と白い砂浜の景色
伊計島 ビーチ特集
透明度バツグンの穴場ビーチへ|伊計島ドライブのすすめ

中盤は伊計ビーチ(有料・設備あり)で海遊び。白砂ロングビーチと高い透明度が魅力で、シャワー・更衣室も整っており子連れでも安心。混雑を避けるなら午前インがおすすめです。

③ 宮城島|果報バンタ+塩工場アイス
所要目安:60分〜90分
ぬちまーす観光製塩ファクトリーと果報バンタの景色
宮城島 特集
塩ソフトと絶景で癒し旅|ぬちまーす工場&果報バンタ

仕上げに果報バンタ(かふうバンタ)の絶景を見下ろし、ぬちまーす工場で「塩ソフト」をひとつ。海上がり後のクールダウンに最適で、帰路の前に気持ちよく整えられます。

遊泳可否やクラゲ防止ネットは現地掲示で確認を。日焼け・熱中症対策、飲料・ビーチサンダルの用意があると安心です。潮位や風向きで透明度や波が変わるため、最新コンディションもチェックしましょう。

整備された伊計ビーチのきれいな海と白い砂浜の景色

▲ 伊計ビーチ(有料)。白砂と透明度の高さが魅力。シャワー・更衣室など設備がそろい安心。

果報バンタから見下ろす青い海と絶景のパノラマビュー

▲ 宮城島・果報バンタ。塩工場の“塩アイス”でクールダウン後に、絶景パノラマへ。

🌿 泳がない派さんにぴったり|文化・景色・リラックスコース

「海は好きだけど、泳がなくても楽しみたい」という方には、海中道路の先をゆったり巡る宮城島→浜比嘉島ルートがおすすめです。美しい景色を眺めながら、島時間をのんびり楽しめます。

海中道路のドライブは、車に乗ったまま海を体感できる名物ルート。浜比嘉島では神話の舞台をめぐったり、赤瓦の家並みに癒やされたりと、沖縄の原風景にふれる旅ができます。浜比嘉ビーチでは足だけパチャっと浸かるのも気持ちよく、宮城島の果報バンタでは海を見下ろす絶景を楽しめます。

浜比嘉島|パワースポット巡り+島塩作り体験
浜比嘉島のシルミチューやアマミチュー周辺の神秘的な景色
浜比嘉島 特集
“神の島”で心を整える|浜比嘉島パワースポット巡り

“神の島”と呼ばれる浜比嘉島へ。シルミチューやアマミチューなど由緒あるパワースポットが点在し、 海風が心地よい散策道が続きます。海カフェや島塩作り体験もあり、ドライブ終盤の癒し時間にぴったりです。

編集部では、浜比嘉島のローカルカフェでゆったりお茶をしながらの取材が印象的でした。移動も短く、疲れないので年配の方や子ども連れの旅にもぴったりです。

浜比嘉島のカフェRAISE244から見える海の景色

▲ 浜比嘉島入口のカフェ「RAISE244」からの眺め。
オープンテラスで海風を感じくつろげる特等席です。

泳がなくても海を感じられるこのルートは、沖縄初心者やドライブ好きにこそ選んでほしい「心ゆたかなコース」です。

海中道路ドライブをもっと楽しむ!あやはし館

海の駅あやはし館のお土産売り場の様子

▲ 沖縄のお土産がズラリと並ぶ売り場
ドライブの思い出にぴったりなアイテムが見つかります。

海中道路のドライブをより楽しむなら、ただ走るだけじゃもったいない!その起点にある「海の駅あやはし館」には、お土産屋さんや展望スペース、カフェなど、気軽に立ち寄れるスポットがぎゅっと集まっています。

あやはし館内に並ぶ、うるま市の特産品や工芸品

うるま市の特産品や工芸品が並ぶコーナーもあります。

まず立ち寄りたいのは館内の売店。地元の特産品やお菓子が並び、ちょっとしたおみやげ探しにもぴったり。

海中道路のあやはし館で販売されているサーターアンダギー

▲ ドライブの小腹満たしに最適なサーターアンダギー。沖縄らしい素朴な甘さで、休憩のおともにぴったりです。

外にはパーラーがあり、ドライブ中のリフレッシュにぴったりな「ブルーシールアイス」などをテイクアウトで楽しめます。海風を感じながら味わう冷たいアイスは格別です。

あやはし館前にあるテイクアウトパーラーの外観

▲ あやはし館前のテイクアウトパーラー。
ブルーシールアイスや軽食でドライブ途中のリフレッシュにぴったり。

館のすぐ隣には展望台があり、海中道路らしいエメラルドブルーの海を一望できます。時間帯によって青の濃淡が変わり、空とのコントラストも抜群。ドライブの途中で立ち寄りたい癒しのビュースポットです。

あやはし館前の展望台付き歩道橋から眺める海中道路と青い海の絶景

▲ あやはし館前の展望台つき歩道橋からの景色。
まっすぐ伸びる海中道路と、両側に広がる青い海を一望できる人気ビュースポットです。

海中茶屋|海を眺めながらひと休みできるカフェ

海中道路ドライブのランチ&休憩スポットにおすすめなのが、館内の海中茶屋。大きな窓から海を眺めながら、沖縄そばやカレー、もずくを使ったメニューをゆったり味わえます。

あやはし館内にある海中茶屋の外観。ガラス張りの窓の向こうに海が広がるカフェ。

▲ 海の駅あやはし館の中にある「海中茶屋」。
海を眺めながら食事やカフェタイムが楽しめる人気スポットです。

海中茶屋の店内。明るい木目のテーブルと椅子が並び、窓の向こうに海が見える。
明るい店内は南国ムードたっぷり。大きな窓の向こうに海が見える、開放感のある空間です。
海中茶屋のテーブル席から海を眺めているようす。窓の外には青い海と空が広がる。
窓側の席からは、どこに座っても海が視界に入るのが魅力。ドライブの合間にほっと一息つけます。
海中茶屋のデッキ席から目の前の海を眺めている様子。手すりの向こうにエメラルドブルーの海が広がる。
デッキ席では、目の前に広がるエメラルドブルーの海を独り占め。海風を感じながら、贅沢なカフェタイムを過ごせます。
海中茶屋の冷やしもずくそば。ガラスの器にもずく入りの麺と具材が盛り付けられている。
夏の時期に登場する冷やしもずくそば。すっきりとした出汁にもずくの旨みが広がり、暑い日のランチにぴったりです。
海中茶屋のもずく麺を使った沖縄そばと、じゅーしー(炊き込みご飯)のセット。
もずくを練り込んだ麺の沖縄そばと、じゅーしーのセット。海を眺めながら、沖縄らしい味をゆっくり楽しめます。
海中茶屋で提供されているカレーライス。ライスとルーがプレートに盛り付けられている。
ガッツリ派にはカレーもおすすめ。海を眺めながら食べる一皿は、いつものカレーよりちょっと特別に感じられます。

メニューや提供期間は季節によって変わることがありますが、どれも「海を見ながら、のんびり味わいたい」人にぴったりのラインナップ。ドライブの途中で一度車を停めて、窓一面の海と一緒にランチタイムを楽しんでみてください。

海中道路に行く前に確認したいQ&A|よくある疑問を解決

メブキのアイコン
メブキ(うみイチ編集部)
まずは「どこに車を停める?いつ行くのが良い?」をおさえると安心です。大潮の干潮時間は避けた方が海が綺麗にみえます♪
海中道路って有料道路?通行料金はかかる?

料金はかかりません(無料)。道路中央には休憩拠点「海の駅あやはし館」やロードパークがあり、ドライブ途中の立ち寄りに便利です。

駐車場はある?混雑しやすい時間帯は?

海中道路中央部のロードパークに約300台の駐車場があります。週末の昼前後は混みやすく、平日や朝夕がスムーズ。イベント開催日は交通規制が入ることがあるため事前確認がおすすめです。

「海の駅あやはし館」の営業時間や休館日は?

うるま市の施設案内によると、開館時間は7:00〜22:00。休館は1階:なし/2階:月曜(祝日の場合翌日)・年末年始です。館内に売店・資料館・レストランなどがあり、トイレも利用できます。

潮の満ち引きで見え方は変わる?おすすめの時間帯は?

はい、変わります。満潮前後は海が一番きれい。一方、大潮の干潮前後は遠浅になり、沖が白い砂地(干潟)が顔を出すことがあります。

写真・ドライブ映え重視なら満潮前後がおすすめ

子連れでも安心?トイレや休憩、バリアフリーは?

ロードパークと「あやはし館」にトイレ・売店・休憩スペースが集約。駐車場も広く、ベビーカー利用のファミリーも多いスポットです。

伊計島「伊計ビーチ」はどんなところ?ペット同伴は?

白砂ロングビーチで設備が整った有料ビーチ(駐車は入場料に含まれる形)。注意事項としてペット禁止が案内されています。シュノーケル時はライフジャケットの着用推奨です。

宮城島「果報バンタ」は何時に行ける?ぬちまーす工場の営業は?

果報バンタはぬちまーす観光製塩ファクトリー敷地内にあり、散策は営業時間内(9:00〜17:30)に限られます。売店や工場見学、塩ソフトも同じ時間帯で楽しめます。

イベントで道路は通れなくなることはある?

例年、あやはし海中ロードレース開催日に交通規制(時間帯・区間限定)が実施されます。開催日と規制時間は毎年の案内で必ずご確認ください。

BBQや海あそびはできる?

ロードパーク周辺は海あそびやBBQで賑わうエリアですが、火気・場所取りなど利用ルールは現地掲示や管理者案内に従ってください。伊計ビーチ内でBBQ台のレンタルも◎(事前予約必須)

公共交通で行ける?レンタカー以外の選択肢は?

本数が限られるためレンタカーが基本です。バスは複数乗継が必要な場合が多く、時間に余裕を持った計画を。タクシー/配車アプリの併用も検討しましょう。

まとめ|迷ったらここ!海中道路ドライブがぴったりな人とは

あやはし館で購入したブルーシールやサーターアンダギーを外のデッキで楽しむ様子

▲ あやはし館でブルーシールやサーターアンダギーを買って、外のデッキでのんびり。
コスパよく海中道路の海ビューを楽しめる、おすすめの過ごし方です。

「沖縄旅行、どこに行こう…」と迷っている人にこそ、海中道路は自信を持っておすすめできます。絶景・アクセス・安心感。そのすべてがちょうどよくそろっていて、旅の初心者にも経験者にも“ちょうどいい”満足感がある場所です。

迷ったら「海中道路(無料)→あやはし館で休憩→伊計ビーチで泳ぐ→宮城島で果報バンタ&塩ソフト」の順が短時間でも満足度の高い王道ルートです。

、立ち寄りスポットや島ごとの特徴がぎゅっと凝縮されていて、半日でもしっかり満足できるのに、1日かけてのんびり過ごすこともできます。

編集部で実際に訪れた際も、どのスタッフからも「バランスがいい」「思っていた以上に楽しかった」と声が上がりました。とくに、道の上から見る海と、その先にある島での体験のセットが旅の記憶に残ったとのことです。

「映え」も「癒やし」も「体験」も、ぜんぶちょっとずつ楽しめる。そんな“いいとこどり”の旅がしたい人にとって、海中道路はぴったりの目的地です。沖縄旅の1ページに、迷ったらまずここを加えてみてください。


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